ロングコートダディ卒業公演で兎も無事卒業、堂前「お前、がんばってきたなあ!」
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ロングコートダディ
昨日3月31日、ロングコートダディの卒業公演「ロングコートダディじる」が大阪・よしもと漫才劇場で開催された。
この公演では兎、堂前の2人のやりたいことを用意。兎は「漫才劇場のコント師とユニットコントをしたい」ということで、うただ、cacao、ビスケットブラザーズを迎えてそれぞれとのコラボネタを披露した。幕間にはうただ、cacaoの情報をあることないこと混ぜこぜにして紹介し、それに本人がツッコミを入れていく。
堂前は「ロングコートダディ王決定戦」を企画。出題されるロングコートダディのネタに関する問題に兎、堂前のどちらがより多く正解できるか競い、“真のロングコートダディ”を決定した。また、事前にアンケートを募集していた「ロングコートダディの好きなコント」のランキングを作成し、発表するコーナーも。その1位ではなく、23位のネタを披露した。
長年過ごした漫才劇場を離れ、本日4月1日から東京を拠点にするロングコートダディ。同じタイミングで上京するニッポンの社長、マユリカらとは異なり特定の劇場には所属しないが、舞台、そしてコントに重きをおいて活動していくことはこれまでと変わらない。
エンディングでは、上京について改めてコメントするはずが、MCの拙い兎に対して堂前が憤慨。コンビの役割として兎がMCをやるべきだが、一向に上達しなかったと言い争いになってしまう。「俺なりにやってるって。じゃあお前は全部できるん? カバーしてやっていくのがコンビなんちゃうん?」(兎)、「俺の何をカバーできてるの? お前には責任感がない。この状態で東京行きたくない」(堂前)と口論が繰り広げられ、「何をがんばってきたん?」という堂前の質問に兎は「ナンプレ」と返答。「じゃあそれやってみろや!!」と堂前が吐き捨てると、時間内にナンプレを解くことができれば無事に漫才劇場を卒業できる「兎ナンプレチャレンジ」がスタートした。
ナンプレをがんばってこなかった堂前が14分強かかったという問題を5分以内に解かないと卒業できなくなってしまう兎。「数字は友達。(ナンプレを)やってきた!」と気合いを入れて取り組んだ。苦戦しながら残り30秒のところで完成。答え合わせすると見事クリアできており、堂前は「お前、がんばってきたなあ!」と兎を優しく抱擁。ラストは兎が「8年間お世話になりました。たくさん成長させていただいて、僕たち自身も笑わせていただきました」と挨拶して卒業公演に幕を下ろした。
この公演は明日4月2日(日)までFANY Online Ticketにて見逃し配信。チケットは同日12時まで販売されている。配信版では、ロングコートダディのケンカのくだりを知されていなかったビスケットブラザーズ原田の顔が多めに抜かれているので気になる人はチェックしてみよう。また、終演後に行われたロングコートダディとマルセイユを除いた卒業メンバー、ニッポンの社長、マユリカ、シカゴ実業、紅しょうがによる配信も併せて楽しんでみては。