世界文化遺産・国立西洋美術館の舞台裏に迫るドキュメンタリー公開、監督は大墻敦
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「わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~」場面写真
ドキュメンタリー映画「わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~」が、7月中旬に東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されることがわかった。
建築家ル・コルビュジエが設計し、東アジア最大級の西洋美術コレクション数を誇る国立西洋美術館。本作は、2020年10月にコルビュジエが構想した創建時の姿に近づける整備のため、休館した美術館の内部にカメラが入り、1年半の長期間にわたって密着したドキュメンタリーだ。
監督を務めたのは、「春画と日本人」で知られる大墻敦。彼は所蔵品の保存修復作業、コレクションの調査研究や海外・地方美術館への巡回展、特別展の企画開催など、“美”を守り伝えることに尽力する人々の多岐にわたる活動を今作に記録した。なお東京・上野にある国立西洋美術館は2016年に世界文化遺産に登録されている。
(c)大墻敦