1人の女性の枝分かれした4つの人生描くフランス映画「ジュリア(s)」公開
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「ジュリア(s)」ポスタービジュアル
1人の女性を軸に何気ない瞬間から枝分かれした4つの人生を描くフランス映画「ジュリア(s)」(ジュリアズ)が5月5日に公開される。配給はクロックワークス。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
本作は2010年の短編「ピアノ調律師」で第37回セザール賞短編映画賞を獲得したオリバー・トレイナーの長編監督デビュー作。2052年の仏パリ、80歳の誕生日を迎えたジュリアは充実した人生に満足しつつも、自分が過ごしていたかもしれない別の人生に思いを馳せていた。「ピアニストを目指していた17歳の秋」「もしバスに乗り遅れなかったら?」「本屋で彼に出会ってなかったら?」「コンクールの結果が違ったら?」。パリ、アムステルダム、ベルリン、ニューヨークを舞台に、ささいな選択によって分岐したジュリアの4つの人生を交錯させて描き出す。
「社会から虐げられた女たち」「ブラックボックス 音声分析捜査」で知られるルー・ドゥ・ラージュがジュリア役で主演。「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナ、「デリシュ!」のイザベル・カレ、「オフィサー・アンド・スパイ」のグレゴリー・ガドゥボワが脇を固めた。YouTubeでは予告が公開中。
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