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大阪松竹座で「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」や関西ジャニーズJr.の主演作上映

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「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」場面写真 (c) 1981 松竹

「道頓堀 松竹座 映画祭」が、5月2日から8日に大阪・大阪松竹座で開催される。

1923年5月、大阪・道頓堀に“日本最初の鉄筋コンクリート造の活動写真館”として建築・開場された松竹座。現在の松竹座は1993年3月の新築再開場以来、演劇専門劇場として親しまれているが、100年前の創建当初の松竹座は「実演のできる映画館」という当時最新のコンセプトのもと、映画上映と多彩な実演を組み合わせた新しい興行を展開して人気を博していた。戦前から戦中にかけては徐々に映画上映に軸足を置き、1945年の大空襲にも耐えた松竹座は、終戦直後の8月に早くも映画興行を再開。主に邦画・洋画の封切り館として、およそ半世紀にわたって映画ファンに親しまれた。

今回の映画祭で上映される洋画は、かつて松竹座のスクリーンを彩った「風と共に去りぬ」「ジョーズ」「E.T.」「ローマの休日」「アラビアのロレンス(完全版)」「2001年宇宙の旅」など。邦画では「君の名は(第1部)」、小津安二郎の「東京物語(デジタル修復版)」、木下惠介の「喜びも悲しみも幾歳月」、山田洋次の「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(デジタル修復版)」のほか、近年松竹座の舞台公演でも活躍した関西ジャニーズJr.の主演映画などがラインナップに並んだ。また、サイレント映画の特別上映時には活動写真弁士の大森くみこが出演する。

チケットは明日4月7日10時に電話、Web、窓口で発売。上映作品やスケジュールなど詳しくは大阪松竹座の公式サイトで確認を。

道頓堀 松竹座 映画祭

2023年5月2日(火)~8日(月)大阪府 大阪松竹座
料金(税込):一般 1300円 / シニア(60歳以上)・学生 切符売場で200円割引優待販売 / 活動写真弁士・ピアノ奏者出演によるサイレント映画作品 3000円
<上映作品>
「月世界旅行(カラー復元版)」
「キートンの蒸気船」
「ジョーズ」
「アラビアのロレンス(完全版)」
「東京物語(デジタル修復版)」
「スティング」
「関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!」
「喜びも悲しみも幾歳月」
「ローマの休日」
「忍ジャニ参上!未来への戦い」
「文化生活一週間」
「ロイドの要心無用」
「E.T.」
「関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!」
「君の名は(第一部)」
「サタデー・ナイト・フィーバー」
「関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!」
「2001年宇宙の旅」
「燃えよドラゴン ディレクターズ・カット」
「映画 少年たち」
「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(デジタル修復版)」
「風と共に去りぬ」