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「東京リベンジャーズ2」プロデューサーが明かす、新キャスト起用の“絶対条件”

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「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」メインビジュアル

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-」でプロデュースを担当した岡田翔太が、同作について語った。

本作では、和久井健による原作マンガの4巻から8巻にあたる「血のハロウィン編」の物語が前後編で描かれる。英勉が監督を務め、主人公・タケミチ役の北村匠海(DISH//)のほか、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之(劇団EXILE)、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮らが前作に引き続き出演に名を連ねた。

岡田は、2021年公開作「東京リベンジャーズ」の企画を立ち上げた際に「2」までは必ず作ろうと決めていたそう。彼は「正直、僕らが思っていた何倍ものお客さんが劇場に来てくれた」とその年の実写邦画ナンバー1に輝いた前作に触れ、「そこまでの高みに連れていってもらえたからには、やらないわけにはいかない」と続ける。

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-」は、主要キャストの大半が前作からの続投。俳優としての成長を聞くと、岡田は「風格や佇まいが違う。みんな前作の成功を目の当たりにしているからか、前作を超えなければというプレッシャーや気合いがあって、気迫を感じます。お芝居を見ていても『1』よりさらにいいなと毎日思っています」と彼らの士気の高さに言及する。主演の北村については「25歳で、この最強チームの真ん中に堂々と立てるのはすごい」と絶賛した。

今回から仲間入りしたキャラクターは、東京卍會結成メンバーの1人で壱番隊隊長・場地圭介、芭流覇羅(バルハラ)のナンバー3で東京卍會結成メンバーの1人でもある羽宮一虎、東京卍會壱番隊副隊長で場地の腹心・松野千冬の3名。岡田は「僕自身がマンガオタクだしいわゆる“原作厨”なので、原作のキャラクターとして現実世界に存在しても説得力ある人というのが絶対条件だった」「前作が大ヒットした要因の1つは、キャストたちの“役を飛び越えた絆”が作品に反映されていたこと。『2』ではそれがさらにうまく出たらいいなと思っていました」と振り返る。

岡田は場地の印象を「東京卍會メンバーの中で神格化されていて、難しい役」と述べ、永山絢斗に託した理由を「破天荒だけれど仲間思いなキャラがぴったり。子供みたいに笑っているときもあれば、すごく真剣なときもある。そういうバランスがすごくいい」「(場地の特徴的な歯を再現するための)マウスピースを着けたまま生活してくれたり、人知れず真面目に努力してくれる部分も含めて、キャスティングに応えてくれて本当によかったと思います」と明かす。

一虎に関しては、和久井の中に“不良っぽくないイケメンなのに、キレると一番怖いタイプ”というイメージがあり、まず思い浮かんだのが村上虹郎だったという。岡田は「すごく無邪気でかわいいんですよ(笑)。でも現場ではここ一番でしっかり“一虎”になれる狂気的な部分もある。ほかの俳優たちもみんな虹郎くんへの信頼があって、全員迷わず『虹郎が一虎でしょ』となりました」と彼の魅力を伝える。

そして千冬は、劇中でタケミチの相棒になる存在。同キャラクターには北村と共演経験があり、公私ともに交流がある高杉真宙が起用された。岡田は「もともとビジュアル的にもぴったりだと思っていたんです。それに彼の誠実でひたむきなところが千冬っぽいなと思って声を掛けました」とオファー時を回想した。

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-」は、前編「-運命-」が4月21日、後編「-決戦-」が6月30日より全国ロードショー。

(c)和久井健/講談社 (c)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会