B機関、寺山修司「毛皮のマリー」で演劇活動に一度終止符
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第一期 B機関 ファイナル公演「毛皮のマリー」チラシ表
第一期 B機関 ファイナル公演「毛皮のマリー」が、4月14日から17日まで東京の座・高円寺1で上演される。
これは、舞踏家点滅が主宰するユニット・B機関による演劇公演。このたびB機関は、演劇舞台を軸に活動したこれまでの約7年間を“第一期 B機関”とし、今後は演劇以外の映像、写真、美術、複合芸術などのジャンルに移行することを発表している。
第一期のラストを飾る本公演では、B機関の旗揚げ公演として2016年にも上演した「毛皮のマリー」を、点滅の演出で再び立ち上げる。寺山修司が1967年に美輪明宏に書き下ろした本作では、 特殊な母子の歪んだ愛の物語が展開。40歳の男娼マリーは、美少年欣也を幽閉し育てている。欣也は、部屋の中に放った蝶々を捕まえては標本にする日々を送っていた。 ある日、欣也の前に美少女紋白が現れ、欣也を外へ連れ出そうとするが……。
出演者には葛たか喜代、吉原シュート、海津義孝、由地慶伍、蝶羽、中川朝子、中村天誅、強口まゆか、油絵博士、高橋芙実、高橋未希、藤沼みどり、kanako、大垣内正美、柴崎莉良、土田ななみ、由佳、点滅が名を連ねた。なお一部公演ではアフタートークが開催される。
第一期 B機関 ファイナル公演「毛皮のマリー」
2023年4月14日(金)~17日(月)
東京都 座・高円寺1
作:寺山修司
演出:点滅
出演:葛たか喜代、吉原シュート、海津義孝、由地慶伍、蝶羽、中川朝子、中村天誅、強口まゆか、油絵博士、高橋芙実、高橋未希、藤沼みどり、kanako、大垣内正美、柴崎莉良、土田ななみ、由佳、点滅