作曲家アストル・ピアソラの“サメの時代”とは?記録映画の本編映像が到着
映画
ニュース
「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」
現在公開中の「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。
アルゼンチンタンゴに革命を起こした、20世紀でもっとも偉大な作曲家の1人と評されるピアソラ。2017年に製作された本作には、演奏シーンのほか、8mmフィルムで撮影された日常風景、娘のディアナが録音したインタビュー音声などが収められている。
このたび到着した映像では、ピアソラが1979年からの3年間の休業期間に言及。彼は休業中にサメ釣りを趣味としていたことを明かし、「私の再生に必要な休養だった」「今そういう時代にいる。“サメの時代”とでも言うかな。ピカソに“青の時代”があったのと同じだ」と語っている。
ダニエル・ローゼンフェルドが監督を務めた「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」は、東京・Bunkamura ル・シネマほかで公開中。
(c)Daniel Rosenfeld (c)Juan Pupeto Mastropasqua