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「エスター ファースト・キル」主演女優はホラーが苦手、ジブリ愛を明かす

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ナタリー

イザベル・ファーマン(左)、「エスター ファースト・キル」場面写真(右)。

「エスター ファースト・キル」で主演を務めたイザベル・ファーマンのインタビューコメントが到着した。

ウィリアム・ブレント・ベルが監督を務めた本作は、孤児の少女エスターを養子として迎えたコールマン家で起こる惨劇が描かれた「エスター」の前日譚。ファーマンがエスター役で続投したほかジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンランらが出演した。

前作当時10歳でエスター役に抜擢されたファーマン。今作では、いかにしてファーマンを子供に見せるかが大きな課題であり、周りの人物が厚底靴を履き身長差を出すなど、さまざまな映画的トリックが用いられた。中でもボディダブル(代役)を務めた2人の少女の存在が大きく、「2人のおかげで子供っぽい動作やしぐさを表現することができました。彼女たちがいなければ、この映画は成り立たなかった」と語る。

前作で得たものは大きかったようで、「10歳で大きな作品を任され、とてつもない責任を背負って挑んだのだけれど、作品をどれだけ大事に扱うか、愛情を持って接する姿勢を学びました。また、自分に実力がないと感じたとしても、周りの人が与えてくれたチャンスを大切にして、努力するということも」とコメントした。

なお本人は恐がりな性格のため、プライベートではあまりホラー映画を観ないという。日本のカルチャーについて「宮崎駿監督の作品は大好き。『コクリコ坂から』は、主人公の妹役で英語の吹替を担当したの。アメリカで公開される前に作品を観ることができて、感動しました。『ハウルの動く城』や『千と千尋の神隠し』も好き」とスタジオジブリ愛を明かした。

「エスター ファースト・キル」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開中。

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