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思春期の高校生がクィア・コミュニティで恋をする「あの夏のアダム」1週間限定上映

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「あの夏のアダム」ポスタービジュアル

ドラマ「トランスペアレント」のプロデューサーであるリース・アーンストの長編監督デビュー作「Adam」が「あの夏のアダム」の邦題で4月22日から公開される。

本作の舞台は、全米レベルで同性婚が合法化される10年近く前。思春期の男子高校生アダムは、レズビアンの姉ケイシーが暮らすニューヨークで夏休みを過ごすことになる。結婚の平等を訴える集会や女性限定のSMクラブなど、さまざまなクィア・コミュニティに足を踏み入れる中で出会ったジリアンに一目惚れするが、アダムは彼女からトランス男性と勘違いされてしまう。訂正する機会を逃し続けているうちに関係が深まり、コミュニティでの経験も増やしていくアダムの状況は徐々に複雑になっていく。

アダムを「呪われた老人の館」のニコラス・アレクサンダー、ジリアンを「Technology(原題)」のボビー・サルボア・メネズ、ケイシーを「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」のマーガレット・クアリーが演じた。

YouTubeで公開中の予告には、アダムがパーティーでジリアンと出会うシーンや、トランス男性と勘違いされた彼が胸の手術をしたクリニックを聞かれて戸惑う姿などが映し出されている。

「あの夏のアダム」は4月28日までの1週間限定で東京のシアター・イメージフォーラムにて21時から上映。なお4月22日の本編上映後にはメネズが登壇し、観客とQ&Aを行う予定だ。

(c) A Symbolic Exchange, Little Punk Production