「ハリー・ポッター」新たに実写化、シーズンごとに1巻ずつ描くドラマシリーズへ
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「ハリー・ポッターと賢者の石」より、ダニエル・ラドクリフ演じるハリー・ポッター。(写真提供:Warner Bros. / Photofest / ゼータ イメージ)
J・K・ローリングによる児童文学シリーズ「ハリー・ポッター」が新たに実写化されることが明らかに。HBO Maxが改名したMaxによるオリジナルのドラマシリーズとして、今後10年間にわたって制作される。
魔法学校ホグワーツを舞台に、主人公ハリー・ポッターと仲間たちの冒険を描き、世界中でベストセラーを記録する社会現象を巻き起こした原作。ダニエル・ラドクリフ主演で2001年から2011年にかけて計8作の映画が製作され、のちに魔法ワールドの新シリーズとして「ファンタスティック・ビースト」の3作も公開された。このほか舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開されている。
新たな実写化はHBOとワーナーブラザースディスカバリーによるプレスイベントで正式発表。原作の「ハリー・ポッターと賢者の石」から「ハリー・ポッターと死の秘宝」までの全7巻をシーズンごとに1冊ずつ忠実に映像化していく予定だという。制作はMax、ローリング原作のドラマ「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」を手がけたBronte Film、そしてワーナーブラザーステレビジョンが共同で担う。アメリカではMaxにて配信され、その後、全世界で配信される。
製作総指揮として参画するローリングは「私の本の完全性を保つというMaxのコミットメントは、私にとって重要です。テレビシリーズならではの深さと詳細さを可能にする新しい翻案に参加できることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。映画シリーズを手がけたプロデューサーのデヴィッド・ハイマンも製作総指揮として交渉中にある。
配信時期やキャストなど詳細の多くは未定のため続報を待とう。YouTubeでは実写化のアナウンス映像が公開中だ。
※Bronte Filmのeはトレマ付きが正式表記