うっとうしい元ポルノスターに妻と義母うんざり、「レッド・ロケット」本編映像

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」で知られるショーン・ベイカーが監督を務めた「レッド・ロケット」より、本編映像の一部が解禁された。

本作の舞台は2016年のアメリカ・テキサス。落ちぶれた元ポルノスター・マイキーを軸に、社会の片隅で生きる人々の姿が描かれる。マイキー役のサイモン・レックスのほか、ブリー・エルロッドやスザンナ・サンが出演した。レックスが主演に抜擢されたのは、6秒間の映像配信サービス・Vineでネタ動画を投稿していた彼をベイカーがフォローしたことがきっかけだったという。そのほか、ロケ現場であるテキサスでベイカーによるストリートキャスティングも行われ、現地の演技未経験者も出演した。

このたびYouTubeで公開されたのは、マイキーが妻レクシーと義母リルに対して、無一文で行くあてもない現状を“自分のせいではない”と説明するシーン。聞かれてもいないのに矢継ぎ早にまくし立てる彼に、うんざりした顔を浮かべる彼女たちの姿が収められている。

また、マイキーがサン演じるヒロインのストロベリーとドーナツショップで出会うことにちなみ、東京・原宿の「グッドタウンドーナツ」とのタイアップが決定。＜RED ROCKETセット＞を注文してTwitterで投稿した人に、抽選でA24オリジナルグッズのZINEまたは7インチレコードが当たる。さらに東京・奥渋谷の本屋、SPBS本店では“クソだけど憎めない男特集”として「RED ROCKET 選書フェア」が開催され、書籍購入者にはオリジナルデザインのブックカバーが贈られる。

「レッド・ロケット」は4月21日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国で順次公開される。なおヒューマントラストシネマ渋谷では、4月22日10時の回上映後にベイカーのオンライン舞台挨拶を実施。チケットは劇場公式サイトで4月14日19時から販売される。

※「レッド・ロケット」はR18+指定作品

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