「unknown」田中圭が笑い上戸の町田啓太に助言「吉田鋼太郎の洗礼浴びて」
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「unknown」制作発表記者会見の様子。左から麻生久美子、町田啓太、高畑充希、田中圭、吉田鋼太郎。
ドラマ「unknown」の制作発表記者会見が本日4月14日に東京・テレビ朝日本社で行われ、キャストの高畑充希、田中圭、町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎が出席した。
本作は週刊誌のエース記者だが正体は吸血鬼である闇原こころと、ある秘密を抱える警察官・朝田虎松の愛を描くラブサスペンス。高畑がこころ、田中が虎松を演じ、こころをめぐって虎松と恋の火花を散らす加賀美圭介に町田、こころの両親である吸血鬼夫婦、闇原海造と闇原伊織に吉田と麻生がキャスティングされた。
田中は「ファンタジー、ラブ、サスペンス、コメディと情報過多な作品になっております。(昨日)1話ができて、1週間も経たないうちに皆さんに観ていただけるんだと思うとうれしい」と挨拶。高畑は「現場にいるとふざけている時間が長くてコメディを撮ってる感覚なんですけど、予告を観たらちゃんとラブサスペンスになってました。(テーマ曲を担当した)RADWIMPSさんの音楽もそこで初めて聴いたので、面白くなるかもしれない!とワクワクしています」と笑顔で話した。
町田は「つかみどころのないキャラクター設定だったのですが、高畑さんとシーンを重ねるごとにだんだん見えてきました」と現場での手応えを口にする。MCから、笑い上戸であることを指摘された町田が「鋼太郎さんとのシーンを数日後に控えてて……。それが怖すぎて」とこぼすと、吉田は「今回は真面目な役なんで、笑わせるとかふざけるとかは一切ない」と断言。すると共演経験のある高畑からは「予告から怪しいけど」とツッコまれ、田中は「予告なんて全然。笑いすぎて芝居ができないという洗礼を浴びていただいて」と町田の不安を煽った。
麻生は本作について「愛を感じる素敵なドラマ。現場も今みたいな感じで和気あいあいとすごく楽しく撮影させていただいています」と述べ、「子供の話とか、充希ちゃんとはペットの話とかしてます」と初共演が多いキャストチームとの仲を深めていることを明かす。そんな彼女に対し吉田は「田中圭くんや充希ちゃんとはこれまでいろいろやってるからさほど新鮮さもないですけど(笑)、麻生さんに会える日々は人生最高に幸せ」と愛を伝える。また田中や監督を務める瑠東東一郎など、ドラマ「おっさんずラブ」のチームが再集結したことに関しては「ホームグラウンドのようないい場所。でも監督が、セリフを言い終わっても『何か起きるんじゃないか』と期待してカットをかけないんです。それがストレスでね」と打ち明けて共演者の笑いを誘った。
会見後半には、本作のテーマである“秘密”にちなみ、撮影現場で見つけた共演者の秘密をジェスチャーで発表する場面も。田中は高畑について「キスシーンの前にご飯を食べる強メンタル」と身ぶり手ぶりで表現し「センシティブでもあるシーンの撮影直前に弁当食べてて、『今?』って言ったら『歯磨くよ』と。そういうことじゃない!」と当時のやりとりを臨場感たっぷりに伝える。高畑が「田中圭さんはワイヤーで飛ばされるのが上手すぎる」とジャンプする田中を再現し「私の役が怪力なんですけど、よく痴話喧嘩をして圭さんが飛んでいくんです。それが堂に入りすぎてて」と回答すると、田中は「いろんな現場っていうか、このチームで何度飛ばされたか!」と経験値の違いを語った。そのほか町田は「高畑さんは食いしん坊」、麻生は「高畑さんの目がすごく好きでこっそり見つめています」、吉田は「田中圭くんは、はしゃぐ時と全く喋らない時の差が激しい」とそれぞれ全力のジェスチャーで答えた。
最後に高畑は「本気で観たことないドラマを作りたいなと思って何年も前から1つひとつ作り上げてきたので。観てくださるお客さんを巻き込みながら、豊かなドラマになったらいいなと思います」とコメント。田中は「『この先どうなるんだろう』という最高の1話ができあがったと思います。何度も噛みしめて観ていただきたいです」と呼びかけた。
「unknown」はテレビ朝日系で4月18日にスタート。毎週火曜21時から放送される。瑠東と金井紘が監督を務め、脚本を徳尾浩司、音楽を河野伸が担当する。
unknown
テレビ朝日系 2023年4月18日(火)スタート 毎週火曜 21:00~21:54
※TELASA(テラサ)では毎週の地上波放送終了後に本編配信