組織に追われる男と孤独な少女の逃避行 メラニー・ロラン監督最新作『ガルヴェストン』公開決定
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エル・ファニングとベン・フォスターが共演する映画『ガルヴェストン』が、2019年に新宿シネマカリテほかにて全国公開されることが決定。あわせてティザービジュアルも公開された。
本作は、『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』や『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットの小説デビュー作であり、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった犯罪小説『逃亡のガルヴェストン』(早川書房刊)を映画化したもの。
故郷を捨て裏社会で生きてきたロイは、ある日突然「末期ガン」と診断され、余命幾ばくもないことを告げられる。その夜、いつものようにボスに命じられるまま向かった“仕事先”で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを悟った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場にとらわれていた少女ロッキーを連れて逃亡する。全てを失い孤独な平穏を願いながらも少女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキーの、果てなき逃避行が幕を開ける。
メガホンを取ったのは、『イングロリアス・バスターズ』『複製された男』など女優として活躍するほか、監督第2作『呼吸―友情と破壊』が第67回カンヌ国際映画祭国際批評家週間に正式出品されたメラニー・ロラン。
公開されたティザービジュアルでは、ロッキー役のファニングとロイを演じたフォスターの表情が写し出されており、それぞれ「この娘を守って、死のうと思った」「この男を信じて、生きると決めた」とコピーが綴られている。 (リアルサウンド編集部)