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「愛唄」横浜流星と飯島寛騎、16歳・清原果耶の落ち着きぶりは「心配になるほど」

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「愛唄 ー約束のナクヒトー」完成披露舞台挨拶の様子。

「愛唄 ー約束のナクヒトー」の完成披露舞台挨拶が、本日12月10日に東京・丸の内TOEIにて開催され、キャストの横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、成海璃子、財前直見、監督の川村泰祐が登壇した。

GReeeeNの映画プロジェクト第2弾にあたる本作は、彼らが自身の楽曲「愛唄」への思いを物語として紡いだもの。恋をする勇気を持てないまま大人になった主人公・野宮透(トオル)が、元バンドマンの旧友・坂本龍也との再会や詩との出会いによって変化していくさまを映し出す。

トオル役の横浜は、プロジェクト第1弾「キセキ ーあの日のソビトー」にも出演していたことから「同じ方々とまたご一緒できるのは役者として幸せ」と語る。詩人・伊藤凪を演じた清原は「凪が発する言葉1つひとつに意味が込もってしまう。トオルやたっちゃん(龍也)、凪のお母さんに与える影響を自覚したうえで、いかに凪に寄り添えるか意識しました」と役作りを明かす。川村は、本作の脚本にGReeeeNが参加したことに触れ「『生きるってなんだよ』『夢中になるってことだと思う』といったような言葉が、GReeeeNさんの中からどんどん出てきて、打ち合わせもすごく面白かった。GReeeeNさんの言いたいことは凪の言葉に集約されていると思う」と見どころを解説した。

劇中でギター弾き語りを披露している飯島は「ギターは生まれてから22年間、触ったこともなかったので、1カ月半から2カ月かけて覚えないといけませんでした。手がボロボロになるんですよ! 指が痛くて、コードを覚えてもFの壁にぶち当たって……」と苦労した思い出を畳み掛けて笑いを誘う。その弾き語りシーンに出演していないものの、現場で見学していたという清原は「撮り終わったとき、私だけボロボロ号泣してしまって……。スタッフさんからティッシュをもらいました。本当に素晴らしいシーンでした」と飯島の芝居を絶賛した。

トオルの初恋の相手・相川比呂乃役の成海は、初共演した横浜の印象を「本当にいい子だな、好青年だなと思った」と回想。また現場での裏話を「深夜の撮影が多くて、うとうとしちゃっている横浜くんを起こさないとと思って、マジカルバナナとかの懐かしいゲームをやりました(笑)」と披露した。

終盤には、間もなく発表される京都・清水寺の「今年の漢字」にちなみ、それぞれが考えた2018年を表す漢字1文字をフリップで発表することに。「それぞれの現場でたくさん学ぶことがあった」と話す16歳の清原が「学」という漢字を掲げると、飯島は「(清原は)すごすぎて、僕のほうが歳上なのに見習わなきゃと思った。1つひとつ真面目で、僕より全然大人」と、横浜は「心配になっちゃうくらいの落ち着きっぷり。でも撮影に入って、たっちゃん(飯島)っていう愛されキャラをいじったりするときにふと笑顔が見えると、年相応だなと安心しました」とコメントする。また「縁」という字を挙げた横浜は「『キセキ』の皆さんとまたご一緒できたうえに、また今年は(GReeeeNプロデューサーの)JINさんのプロデュースでアーティストデビューもさせていただいたので、その縁に感謝したい」と周囲への感謝を述べた。

「愛唄 ー約束のナクヒトー」は、1月25日より全国ロードショー。

(c)2018「愛唄」製作委員会