「七月大歌舞伎」昼の部に市川猿之助「菊宴月白浪」、夜の部に市川團十郎「め組の喧嘩」
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歌舞伎座新開場十周年「七月大歌舞伎」仮チラシ
歌舞伎座新開場十周年「七月大歌舞伎」が、7月3日から28日まで東京・歌舞伎座で上演される。
昼の部では、三代猿之助四十八撰の内「通し狂言 菊宴月白浪」が、市川猿之助の演出・出演で披露される。出演者には、斧定九郎役の猿之助のほか、仏権兵衛実は垣坂三平役の市川中車、金笄のおかる役の中村壱太郎、斧九郎兵衛役の浅野和之、石堂数馬之助役の市川門之助が名を連ねた。
夜の部には、「神霊矢口渡」「神明恵和合取組」、そして新歌舞伎十八番の内「鎌倉八幡宮静の法楽舞」がラインナップされた。「神霊矢口渡」では、娘お舟役を中村児太郎、渡し守頓兵衛役を市川男女蔵が勤める。「神明恵和合取組」には、め組辰五郎役で市川團十郎、女房お仲役で中村雀右衛門、江戸座喜太郎役で河原崎権十郎、四ツ車大八役で市川右團次、焚出し喜三郎役で中村又五郎、尾花屋女房おくら役で中村魁春が出演。“九世市川團十郎歿後百二十年”と銘打たれた「鎌倉八幡宮静の法楽舞」では、團十郎が静御前、源義経、老女、白蔵主、油坊主、三途川の船頭、化生に扮し、市川ぼたんが三ツ目と町娘、市川新之助が提灯と若船頭を勤める。チケットの一般販売は6月14日10:00にスタート。
歌舞伎座新開場十周年「七月大歌舞伎」
2023年7月3日(月)~28日(金)
東京都 歌舞伎座
昼の部
「三代猿之助四十八撰の内『通し狂言 菊宴月白浪』忠臣蔵後日譚 市川猿之助両宙乗り相勤め申し候」
作:四世鶴屋南北
脚本:奈河彰輔
脚本・演出:市川猿翁
補綴・演出:石川耕士
演出:市川猿之助
出演
斧定九郎:市川猿之助
仏権兵衛実は垣坂三平:市川中車
金笄のおかる:中村壱太郎
斧九郎兵衛:浅野和之
石堂数馬之助:市川門之助
夜の部
一、「神霊矢口渡」
作:福内鬼外
出演
娘お舟:中村児太郎
渡し守頓兵衛:市川男女蔵
二、「『神明恵和合取組』め組の喧嘩」
作:竹柴其水
出演
め組辰五郎:市川團十郎
女房お仲:中村雀右衛門
江戸座喜太郎:河原崎権十郎
四ツ車大八:市川右團次
焚出し喜三郎:中村又五郎
尾花屋女房おくら:中村魁春
三、「九世市川團十郎歿後百二十年 新歌舞伎十八番の内『鎌倉八幡宮静の法楽舞』」
作:松岡亮
出演
静御前 / 源義経 / 老女 / 白蔵主 / 油坊主 / 三途川の船頭 / 化生:市川團十郎
三ツ目 / 町娘:市川ぼたん
提灯 / 若船頭:市川新之助