アルフォンソ・キュアロン「Roma」LA映画批評家協会賞で作品賞、宮崎駿が功労賞に
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「Roma / ローマ」(写真提供:CORTESIA / NOTIMEX / Newscom / ゼータ イメージ)
第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞の受賞結果が発表された。
作品賞はアルフォンソ・キュアロンが監督を務めた「Roma / ローマ」が獲得した。キュアロンは、1970年代のメキシコを舞台にある中流階級の家庭を描いた同作にて、撮影賞にも選ばれている。
監督賞は「Leave No Trace(原題)」のデブラ・グラニック、主演男優賞は「First Reformed(原題)」のイーサン・ホーク、主演女優賞は「女王陛下のお気に入り」にてアン女王を演じたオリヴィア・コールマンが受賞。村上春樹の短編小説「納屋を焼く」をもとにした韓国映画「バーニング 劇場版」は、「万引き家族」と並んで外国映画賞を受賞し、同作に出演したスティーヴン・ユァンは助演男優賞を手にした。
また、「ザ・ライダー」で監督を務めたクロエ・ザオが新人賞に、功労賞に宮崎駿が選出された。ほか受賞結果は下記の通り。なお「Roma / ローマ」はNetflixで12月14日より配信。また「バーニング 劇場版」は2月1日、「女王陛下のお気に入り」は2月15日に劇場公開される。
第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞
作品賞
「Roma / ローマ」
監督賞
デブラ・グラニック:「Leave No Trace(原題)」
主演男優賞
イーサン・ホーク:「First Reformed(原題)」
主演女優賞
オリヴィア・コールマン:「女王陛下のお気に入り」
助演男優賞
スティーブン・ユァン:「バーニング 劇場版」
助演女優賞
レジーナ・キング:「ビール・ストリートの恋人たち」
脚本賞
ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ:「Can You Ever Forgive Me?(原題)」
美術賞
ハンナ・ビークラー:「ブラックパンサー」
編集賞
ジョシュア・アートマン、ビン・リウ:「Minding the Gap(原題)」
撮影賞
アルフォンソ・キュアロン:「Roma / ローマ」
音楽賞
ニコラス・ブリテル:「ビール・ストリートの恋人たち」
外国語映画賞
「バーニング 劇場版」
「万引き家族」
ドキュメンタリー / ノンフィクション映画賞
「Shirkers(原題)」
アニメーション映画賞
「スパイダーマン:スパイダーバース」
新人賞
クロエ・ザオ
特別賞
「The Other Side of the Wind(原題)」
ダグラス・エドワード実験 / 自主映画賞
エヴァン・ジョンソン、ギャレン・ジョンソン、ガイ・マディン:「The Green Fog(原題)」
功労賞
宮崎駿