「新派朗読劇場」で「杉山さん」を一部キャスト変更し再演、瀬戸摩純らによる「残菊物語」も
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新派百三十五年記念「新派朗読劇場」チラシ
新派百三十五年記念「新派朗読劇場」が、6月18・19日に東京・三越劇場で上演される。
これは、劇団新派の135周年を記念し行われる朗読劇公演。上演ラインナップには、2017年に初演された「杉山さん」と、1937年に花柳章太郎、初代水谷八重子、初代喜多村緑郎の出演で初演された「残菊物語」が並び、いずれも成瀬芳一が演出を手がける。「杉山さん」は、ある親子の物語が展開。娘は母の再婚相手に反発し、あらゆる手段を駆使し抵抗するが……。本公演では、昨年新派で初演されたバージョンが、一部キャストを変更し上演される。
「残菊物語」では、五代目尾上菊五郎の養子・菊之助と、乳母・お徳の悲恋が描かれ、新たに朗読劇化される今回は、村松梢風と巌谷槇一の小説のエピソードが加えられる。瀬戸摩純がお徳役、ゲストの丹羽貞仁が菊之助役を演じる。チケットの一般販売は4月30日10:00にスタート。
新派百三十五年記念「新派朗読劇場」
2023年6月18日(日)・19日(月)
東京都 三越劇場
1. 朗読「杉山さん」
作:久間勝彦
演出:成瀬芳一
出演:石原舞子、喜多村次郎、小山典子、喜多村一郎、大野梨栄、川上彌生
2. 朗読「残菊物語」
原作:村松梢風
脚本:巌谷槇一
構成・演出:成瀬芳一
出演:瀬戸摩純、丹羽貞仁、柳田豊、小山典子、喜多村一郎、喜多村次郎、川上彌生、大野梨栄、石原舞子