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ドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーの「ベルリン三部作」8月に一挙公開

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「ベルリン三部作」ティザービジュアル

ドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーが手がけた「ベルリン三部作」が8月より、東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。ティザービジュアルが到着した。

ニュー・ジャーマン・シネマの時代から精力的に作品を発表しながら、日本では紹介される機会が少なかったオッティンガー。2020年のベルリン国際映画祭ではベルリナーレ・カメラ(功労賞)を受賞し、ヨーロッパを中心に大規模なレトロスペクティブが開催されるなど、再評価の機運が高まっている。

このたび公開される「ベルリン三部作」にはマグダレーナ・モンテツマ、イルム・ヘルマン、クルト・ラープ、フォルカー・シュペングラーなどニュー・ジャーマン・シネマのムーブメントを支えた俳優たちが登場。タベア・ブルーメンシャインの出演作「アル中女の肖像」では、酒飲みの人生が映し出される。「フリーク・オルランド」はヴァージニア・ウルフの小説「オーランドー」を奇抜に翻案した作品だ。また「タブロイド紙が映したドリアン・グレイ」では、スーパーモデルのヴェルーシュカ・フォン・レーエンドルフが主演を務めている。