欅坂46の2期生&けやき坂46の3期生がお見立て会開催、武道館で初々しく自己アピール
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「W-KEYAKIZAKAの詩」を歌う欅坂46の2期生とけやき坂46の3期生。(写真提供:ソニー・ミュージックレコーズ)
昨日12月10日に東京・日本武道館にて欅坂46の2期生およびけやき坂46の3期生の“お見立て会”が開催された。
乃木坂46、欅坂46、けやき坂46による坂道合同オーディションの合格者39人のうち、井上梨名、関有美子、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、松平璃子、森田ひかる、山崎天の9人が欅坂46の2期生メンバーに、上村ひなのの1人がけやき坂46の3期生メンバーに決定。欅坂46のキャプテン・菅井友香と共に文化放送「レコメン!」でMCを務めるのり(オテンキ)の司会のもとお見立て会は進行し、順番にステージに登場した10人は特技を交えてそれぞれ自己紹介した。井上は華麗な動きで体育座りを披露し、関はサックスで欅坂46「世界には愛しかない」を演奏。武元は柔軟な体を生かしたキレのあるダンスで観客を沸かせ、大阪出身の田村は「がんばるから見とってなー!」と関西弁で意気込みを叫んだ。続く藤吉は映画「となりのトトロ」のオープニングテーマ「さんぽ」の替え歌を、元銀行員の松田は欅坂46「夏の花は向日葵だけじゃない」を歌唱。松平はうさぎのぬいぐるみと会話を繰り広げ、149.8cmと欅坂46で最も低身長の森田はステージ上で力強く和太鼓を叩いてみせた。また山崎は早口で「竹取物語」の一節を、上村は「いつでもどこでも変化球! ひなのなの」というオリジナルのキャッチフレーズを披露した。
ファンが見守る中、初々しく自己紹介を終えたメンバーはステージに並び、事前に答えたアンケートをもとにのりとトークを展開。関は渡辺梨加に憧れて、松田は欅坂46ファンの姉に勧められて、松平は自分の人生を変えるために、山崎は直感で坂道合同オーディションを受けたことを明かし、「人生一番うれしかったことは?」という問いには藤吉が「人間に生まれたこと」、森田が「生きていること」とスケールの大きな回答を述べて喝采を浴びた。また挨拶したときに印象の残っている先輩メンバーとして菅井の名前が多く挙がると、のりは「私の名前を言えって言われたの?」と疑って観客の笑いを誘っていた。
続いて終演後の握手会に参加できる観客を決めるミニゲームが行われ、メンバーはクイズなどのさまざまな企画に挑戦。会場を大いに盛り上げた。そしてイベントはいよいよ初のライブパフォーマンスの時間に突入し、「OVERTURE」が流れたあと、10人は藤吉をセンターに据えて欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」を披露。さらにけやき坂46のナンバー「誰よりも高く跳べ!」を歌い、センターを務めた上村を中心に拳を高く突き上げてファンを楽しませた。最後には松田の「初めてのステージをこんな素晴らしい日本武道館で開けることにすごく感謝しています」という言葉から「W-KEYAKIZAKAの詩」が届けられ、彼女たちは観客と一緒にペンライトを振って会場を1つにした。
ライブを終え、井上は「すごく緊張して心配だったんですけど、皆さんが欅カラーのペンライトをたくさん振ってくださって、とてもきれいな景色が見れてうれしかったです」と挨拶。松平は声を震わせながら「ここに立てているのはまだまだ私たちの実力ではなくて。先輩たちが作り上げてきたものだと思っています。その分、たくさん努力するので皆さんに推してもらえたらうれしいです」と述べ、上村は「最初のほうすごく緊張していて顔がこわばっていたんですけど、皆さんの温かい声援のおかげで顔がほぐれてきました。これからここにいる皆さん1人ひとりの心をハッピーに動かしたいなと思いました!」と笑顔で語った。そして10人は客席に向かって「みんなー! 大好き!」と元気いっぱいに叫び、ファンに手を振りながらステージをあとにした。
※山崎天の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。