札幌に住む同性カップルがモデル、OrgofA「虹より高く、あざやかに」
ステージ
ニュース
OrgofA「虹より高く、あざやかに」チラシ表
OrgofA「虹より高く、あざやかに」が、5月18日から21日まで北海道・ターミナルプラザことにパトスで上演される。
OrgofA(オルオブエー)は北海道・札幌を拠点に活動する、俳優の飛世早哉香が代表を務めるユニット。本作では、札幌在住の同性カップルをモデルに、“なんの変哲もない”愛の物語が描かれる。さっぽろレインボープライドの協力でインタビューが行われ、昨年リーディング公演が開催された。今回、リーディング公演をブラッシュアップした舞台公演が立ち上げられる。
作・演出を演劇家族スイートホームの高橋正子が担当。出演者には塚本奈緒美、ELEVEN NINESの明逸人、恒本礼透、EGGの小野寺愛美、演劇家族スイートホームの本庄一登、そして飛世が名を連ねている。
本作の上演に向け、脚本・演出家の白鳥雄介がコメントを寄せた。「南と杏の真っ直ぐさに、思わず涙が溢れてしまうほど、夢中になってページをめくり続けました。タイトルが心に染み入る戯曲です。まるで虹のように彩り豊かな未来に想いを馳せ、大空を自由に飛びたい二人が、虹のように、実は何もない道を時に恐る恐る、時に楽しそうに、探して、確かめて、歩く75分の物語」と紹介し、「春の札幌、晴れ空にぴったり。東西線で大通りに帰ってきたら、テレビ塔に直行したい! 東京の空の狭さに寂しさを感じながら、札幌の広く優しい空にエールを送ります!」と応援メッセージを送っている。
なお終演後にはアフタートーク、ミニライブ、ドラァグクイーンショーのいずれかのイベントが行われる。イベントゲストは公式サイトで確認を。
白鳥雄介コメント
「虹より高く、あざやかに」を読んで。
休む事なく、一気に読み終えました。
南(みなみ)と杏(あん)の真っ直ぐさに、思わず涙が溢れてしまうほど、
夢中になってページをめくり続けました。
「虹より高く、あざやかに」
タイトルが心に染み入る戯曲です。
まるで虹のように彩り豊かな未来に想いを馳せ、大空を自由に飛びたい二人が、
虹のように、実は何もない道を時に恐る恐る、時に楽しそうに、探して、確かめて、歩く75分の物語。
観劇後、タイトルの後ろに「あなただったら、何て言葉を付けたい?」と
カフェで話したくなる作品だと思います。
センシティブな話題だなんて思わず、沢山の感想が囁かれる舞台になってほしいです。
春の札幌、晴れ空にぴったりの作品。
東西線で大通りに帰ってきたら、テレビ塔に直行したい!
OrgofAの傑作! カーテンコールのとびちゃんは、どんな複雑な表情をするのだろう。
東京の空の狭さに寂しさを感じながら、札幌の広く優しい空にエールを送ります!
皆さん、本当にオススメします!
OrgofA「虹より高く、あざやかに」
2023年5月18日(木)~21日(日)
北海道 ターミナルプラザことにパトス
作・演出:高橋正子
出演:塚本奈緒美、明逸人、恒本礼透、小野寺愛美、本庄一登、飛世早哉香
※高橋正子の「高」ははしご高が正式表記。