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板垣李光人「どうする家康」出演直前インタビュー「松本さんは頼れるリーダー」

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板垣李光人 撮影:映美

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俳優・板垣李光人が大河ドラマ『どうする家康』に出演する。

演じるのは、徳川四天王のひとり・井伊直政。自身3度目となる大河ドラマで本格的なアクションにも挑戦している。

そこで気になる現場の様子をインタビュー。作品にちなみ、「どうする板垣?」な話もたっぷり聞いてみた。

アクションはわりといけるのかなと思っています

――いよいよ井伊直政(虎松)の出番がやってきました。今回は立ち回りもあるようですね。

そうですね。最初のころの直政は太刀ではなく小刀(しょうとう)を使った殺陣で、パルクールの要素が入った動きがあるのが特徴です。いわゆる殺陣だけではなく、前の人の肩を踏んでジャンプするといった大きなアクションもあって、そういう意味では結構やってるんじゃないかなと思います。

――ご自身の感触はいかがですか。

撮影前から稽古をやらせていただきました。球技はちょっと苦手ですけど(笑)、アクションはわりといけるのかなと思っています。アクション指導の諸鍛冶(裕太)さんからも「全然いけるね」と言っていただきました!

――大河ドラマはこれで3作目。ただ、戦国時代は初めてですね。

3度目ではありますが、時代や身分が違うと、座り方も刀の持ち方も全然違うので、また一から勉強という感じですね。この時代の人たちは、生き死にが常にすぐ近くにある。ちょっとした言動ひとつで命を落とすかもしれない緊張感と、そこから生まれる緩和みたいなものは、家臣団の方々と一緒につくりながら楽しいなと感じています。

あと、前作の『青天を衝け』で演じた徳川昭武は水戸藩主の息子で、パリ万博使節団のリーダー。でも今度は、自分が殿に仕える身なので、常に殿のことを考えながら自分のことも考えなくちゃいけない。そこの違いは演じていて面白いです。

松本さんはどれだけ目と脳を持ってらっしゃるんだろうと思います

――直政が仕えるのは徳川家康。演じる松本潤さんは板垣さんから見てどんな方ですか。

大河ドラマってやっぱりキャストもスタッフもすごい人数なんですね。その中で松本さんは、どれだけ目と脳を持ってらっしゃるのかっていうぐらい、1人ひとりのことをよく見て考えてくださっています。

たとえば、僕が撮影に入ったのは、他の徳川家臣団のみなさんがクランクインして5〜6ヶ月経ってからだったんですけど、現場に入る前に松本さんが「とりあえず好きにやってくれればいいから」と言ってくださって。その一言でいろいろと考えていたものが楽になったというか、落ち着いて現場に入ることができました。きっと出来上がっているチームに入る僕の気持ちを汲み取ってくださっての言葉だと思うので、すごくありがたかったです。

――まさに頼れるリーダーなんですね。

わりと現場の雰囲気と作品がリンクするところがあります。よく劇中で「殿どうしますか?」「どうする?」と話し合っている軍議シーンがありますが、前室でも殿を囲んで家臣団のみんなで「このシーンどうする?」と話し合いながら作品をつくっています。

今回の現場はカメラが趣味の人が多くて。松本さんもそうですし、音尾(琢真)さんに(山田)裕貴さん。あとこの間、松重(豊)さんも買ったと仰っていました。みなさん、ご自身のカメラを現場に持ってきて、オフのときに写真を撮ったりしています。大先輩ばっかりですけど、すごく余裕があって肩の力が抜けている方たちばかり。伝統ある大河ですが、現場はゆるっとしたスローな時間が流れています。

――同じく徳川四天王のひとりである本多忠勝役は山田裕貴さんが演じています。

裕貴さんとはこれで3度目の共演(『奴隷区』『ここは今から倫理です。』)で、現場でも裕貴さんと話していることが多いです。いきなり裕貴さんから「ここの芝居、どうすればいいかな?」みたいなことを僕に聞いてくるんですけど、そのたびに「え? 僕に聞かないでください」と動揺しています(笑)。

でもおかげで僕からも聞きやすいし、オフでの関係ができているから、芝居の中での関係もつくりやすくて。家臣団の中に裕貴さんがいてくださって本当に良かったなと思います。

どうする板垣 質問コーナー

――では、ここからはタイトルにちなんで「どうする板垣」な話を聞いていきます。ぜひ直感でお答えください。買い物をしていたら、お釣りを多くもらいました。どうする?

え、その場ではわからないかもしれない。あとから気づいたら引き返すのが面倒なのでそのままもらっていきますし、気づかない可能性もあります(笑)。

――知り合いだと思って手を振ったら赤の他人でした。どうする?

そのさらに先に本当に知り合いがいますよっていうフリをする(笑)。あなたじゃないよって空気を出して誤魔化します。

――昔の知り合いに声をかけられけど全然名前を思い出せない。どうする?

相手の言ってることを「あ~はいはい」ってちょっとうまいことかわしながら、名前を思い出せるヒントを一生懸命聞き出します(笑)。

――カフェで隣に座ってる人が自分が好きなアーティストの方でした。どうする?

えー! でも、プライベートだから申し訳なくて、そっと見守るだけかもしれません。声はかけられないです。ただ、いらっしゃらなくなるまで、ずっと見てます(笑)。

――大先輩の鼻毛がちょっと出ていました。どうする?

それは言いますね。「あ、ちょっと鏡見た方が…」って。それか現場だったらメイクさんにこそっと伝えます。

――大先輩がずっと自分の名前を「板橋くん」と間違えています。どうする?

普通に「板垣です」って言います(笑)。

――恋人が親友と浮気をしてました。どうする?

もろとも終わりですよね。取り返そうとか思わないです。

――好きな人のつくってくれた料理が口に合わない、どうする?

どうするかなあ。え。どうなんだろう。ムズ! ちょっと正解がわからない。パスでお願いします!

――親友の愚痴垢を見つけました。どうする?

嬉々としちゃうかもしれない。テンションが上がって普通にチェックしちゃいますね。もし僕に対する愚痴が出てきたら、それはそれで「お? やるか?」って(笑)。

――エラい人から「前も言っただろ」と怒られましたが、どう考えても言われたことがない。どうする?

そこはもう「そうですね」って流します。反論して面倒くさくなるのが嫌なので、「そうですね」「そうですね」って認めて、早くその話題を終わらせます(笑)。

――突然マネージャーから「クビです」と言われました。どうする?

とりあえず家どうしようかなって考えます(笑)。

――すごく好みの洋服を見つけたけど、値札を見たら予算の3倍。どうする?

3倍はちょっとパスするもしれない。ただ、それがどれくらいほしいかによります。そのデザイナーの最後の作品で、もう本当にドンピシャで、これを買わなかったら絶対に後悔すると思ったら買うかもしれないです。

――合コンの幹事を任されました。どうする?

ヤだ(笑)。絶対やりたくない。「連れていくメンツもいないんで…」ってお断りします(笑)。

取材・文:横川良明、撮影:映美、ヘアメイク:山口恵理子、スタイリング:伊藤省吾(sitor)

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https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

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