「アニー」開幕、アニー役2人が相棒の犬サンディとの信頼関係を語る「テレパシーとおやつで」
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丸美屋食品ミュージカル「アニー」の出演者。
丸美屋食品ミュージカル「アニー」が、本日4月22日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕。これに先駆け、昨日21日に公開ゲネプロと初日前会見が行われた。
「アニー」は1977年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで初演されたミュージカル。日本では1986年以降、上演が重ねられ、2017年からは山田和也が演出を務めてきた。コロナ禍では1時間30分の短縮バージョンが上演されていたが、今回は4年ぶりにフルバージョンで上演される。
初日前会見には、アニー役の深町ようこと西光里咲、ウォーバックス役の藤本隆宏、ハニガン役のマルシア、グレース役の笠松はる、ルースター役の財木琢磨、リリー役の島ゆいかが登場。アニーの相棒の犬・サンディについて、深町は「私はサンディと心がテレパシーでつながっていてるので、会話をしています。あとは、おやつをたくさんあげているので、テレパシーとおやつで信頼してもらえるようにがんばってます」、西光は「仲良くなろうとか、懐いてもらおうとかそういうのを思ってたら絶対に仲良くなれないと思うので、まずは自分がサンディを信頼して、心の底から愛したら、サンディも自分と同じ気持ちになってくれる。そういうコミュニケーションを大切にしたいです」と、それぞれ思いを述べた。
藤本は「久しぶりのフルバージョン。また、個人的にもこの場に戻ってこれてすごくうれしいです。チームワークがすごくいいんですよね。稽古もみっちりやって今までよりもさらにパワーアップして、新しくなったアニーになるんじゃないかと思います。明日からの初日を本当に楽しみにしています」と話し、マルシアは「私はアニーを役で突き飛ばしたりするとき、全然力を入れていないんですが2人とも反応が良く、今年のアニーはリアクション芸人です!(笑)」と語った。
笠松は「スペシャルバージョンはアニーの魅力、骨組みをしっかり描いていたので、今回のフルバージョンは周りの美味しい身が沢山ついているような感じで、どの身も全部美味しいんですが、ウォーバックスさんのワルツのシーンを初めて見た時は涙が出てグッときました」、財木は「見どころは、NYCのシーンです。僕は舞台上には登場しませんが、袖で全力で歌っているので、もしかしたらそれが聞こえるかもしれないです(笑)」とそれぞれ作品の見どころに触れる。
島は「今回4年ぶりに上演するフルバージョンには個人的に大好きなシーンがたくさんあります。特に、アニーがホームレスから大統領まで、いろんな人の心を一瞬で変えていくその姿がたまらないです。今年の子供たちも元気いっぱいなので、みんなが輝けるように悪役3人もがんばります」と意気込みを述べた。東京公演は5月8日まで。このあと本作は8月5日に長野・まつもと市民芸術館 主ホール、9日から14日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、18日から20日まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、27日に新潟・新潟県民会館 大ホールでも上演される。
丸美屋食品ミュージカル「アニー」
2023年4月22日(土)~5月8日(月)
東京都 新国立劇場 中劇場
2023年8月5日(土)
長野県 まつもと市民芸術館 主ホール
2023年8月9日(水)~14日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2023年8月18日(金)~20日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2023年8月27日(日)
新潟県 新潟県民会館 大ホール
脚本:トーマス・ミーハン
作曲:チャールズ・ストラウス
作詞:マーティン・チャーニン
演出:山田和也
振付・ステージング:広崎うらん
出演:深町ようこ、西光里咲、藤本隆宏、マルシア、笠松はる、財木琢磨、島ゆいか、ひのあらた ほか
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