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ドルフ・ラングレンがスタローンに突き動かされドラゴ役再び、「クリード」続編を語る

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「クリード 炎の宿敵」新場面写真

「クリード 炎の宿敵」でイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンのインタビューコメントが到着した。

「ロッキー4 炎の友情」において、ロッキーの盟友アポロ・クリードを激闘の末に死に追いやったドラゴ。「クリード 炎の宿敵」では、アポロの息子でありロッキーを師とするアドニス・クリードが、ドラゴの息子ヴィクターと因縁の対決に臨む。

ロッキー役のシルヴェスター・スタローンから再びドラゴ役のオファーを受けた際のことを、ラングレンは「少し驚いたよ。スライ(スタローン)は『父親たちの罪がコンセプトだ』と言っていた」と述懐。そして「私はあの役を演じることにそれほど意欲的じゃなかった」と告白し、その理由を「『ロッキー4 炎の友情』はとてもパワフルだったし、私のキャラクターは1980年代のままでいるべきだと思ったからだ」と説明する。

しかし「脚本を読んだとき、ゆっくり気持ちが変わったんだ」と語るラングレン。いざ演じるとなると役作りにこだわったようで「彼のバックストーリーから取り掛かったよ。過去33年にわたる私自身の人生での葛藤からも持ち込んだ。困難だったことや、結婚、離婚、子供たちとのこと、私の肉体的なこと、キャリアの浮き沈みなどからね。肉体的には、もっと疲れ切っていて、弱っているように見せようとした」と明かす。さらに「かつて屈辱を味わったこの男に、人間としての弱さと、負のオーラを蓄積させたんだ。彼が失ったものを取り戻すためにはなんでもやって、復讐しようとする男にするためにね」と役作りの一端に触れた。

またラングレンは、5度目の共演となったスタローンと、再びドラゴ対ロッキーとして顔を合わせた際は複雑だったと回想する。「リング上で向かい合ったとき、すさまじいフラッシュバックに襲われたよ。僕は33年後の今も、彼をにらみ倒していた。それはなんだか不思議で、夢を見ているみたいだった。2人の男たちの過去の敵対心がよみがえってきたと思う」と率直な気持ちを吐露し、「『ロッキー4 炎の友情』は、根本的にはアメリカのシステム対ソ連のシステムについて描いていた。本作はより家族についてフォーカスしているんだ」と本作のストーリーに言及した。

「クリード 炎の宿敵」は、2019年1月11日より全国ロードショー。

(c)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.