どうか一緒に体験して、ほしぷろ「なめとこ山~」ツアーがスタート
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ほしぷろ「なめとこ山の熊のことならおもしろい。」稽古の様子。
ほしぷろ「『なめとこ山の熊のことならおもしろい。』ツアー」が、昨日4月23日に福島・西会津国際芸術村 隣の体育館でスタートした。
「なめとこ山の熊のことならおもしろい。」は、ほしぷろが12回せんがわ劇場演劇コンクール演出家賞・俳優賞を受賞した作品。本作では、宮沢賢治「なめとこ山の熊」を原作にした物語が展開する。
本作について、ほしぷろ主宰の星善之は「この作品のテーマは『境界』です。私たちが無意識のうちに作り上げているさまざまな境界はコミュニケーションの齟齬などを生み出し、その結果望んでいない対立を発生させます。界を融和させていくことで、自と他は分かり合え、望まない結末を回避できるのではないか。そう考えてこの作品のクリエイションを続けています。答えはまだ出ていません。どうか一緒に体験し、みなさんの考えを私たちに伝えていただければ嬉しいです」とコメントした。
上演時間は約50分。公演はこのあと、4月26日に新潟・はーとぴあ中郷 ホール、29・30日に新潟・薩摩屋にて行われる。
ほしぷろ「『なめとこ山の熊のことならおもしろい。』ツアー」
2023年4月23日(日)※終了
福島県 西会津国際芸術村 隣の体育館
2023年4月26日(水)
新潟県 はーとぴあ中郷 ホール
2023年4月29日(土)・30日(日)
新潟県 薩摩屋
原作:宮沢賢治「なめとこ山の熊」
構成・演出:クリエイションメンバー(瀧澤綾音、星善之、丸山紗季、西尾佳那、山田ゆり)