少年忍者・川崎皇輝が「拝啓、奇妙なお隣さま」でドラマ単独初主演、共演に大東立樹
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左から大東立樹、川崎皇輝。
川崎皇輝(少年忍者 / ジャニーズJr.)がドラマ単独初主演を務める「拝啓、奇妙なお隣さま」が2023年夏に放送。大東立樹(ジャニーズJr.)が共演することもわかった。
本作は、第22回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」の大賞に輝いた若杉栞南による脚本をドラマ化した物語。ひき逃げ事故に遭った数日後、病室のベッドの上で目を覚ました高校生の山村陸は、同室の患者である高校教師・桑部辰郎とベテラン声優・川口修吉に話しかけられ困惑する。陸は事故のせいで昏睡状態に陥っており、修吉は3年、辰郎は1年以上、同じ状態だからだ。誰にも気付かれないまま意識下で会話する3人だが、辰郎と修吉は病人とは思えないほど陽気で、陸は彼らの明るいトークに面食らう。あるとき、修吉が口ずさんでいた詩が、彼の娘で詩人の史子の作品であることを知る陸。辰郎は、意識が戻ったあと史子から詩について教えてもらえばいいと言うが、陸はある理由から目覚めることに前向きになれずにいた。
川崎が主人公の陸を演じ、辰郎の息子で陸と同じく史子の詩に興味を持つ桑部佑太に大東が扮する。川崎は「患者たちの意識の中だけの会話という着眼点と発想にはとても驚きましたし、この設定だからこそ描ける心情の変化や人間関係は、今までのどのドラマにもなかった新しい魅力のように思います」とコメント。大東との共演については「非常に心強かったです」と話し、「作中、サッカーに熱中している役なのですが、大東本人が色白すぎたため、日焼けを模して肌を茶色くしています。日焼けした大東が、撮影1週間たっても結局見慣れませんでした」と裏話を明かす。
一方の大東は「撮影外ではいつもの皇輝くんで、撮影中は陸として生きているんだなと感じてしまうくらいお芝居に対して真摯な姿に、改めて尊敬しました」と述べ、「役名のあるドラマに初めて出演させていただいたこともあり、正直不安もありますが、僕なりに全力で演じることができました。いろいろな背景のなかで生まれるたくさんの感動が詰まっています」と紹介した。
竹園元が演出を担当する「拝啓、奇妙なお隣さま」はテレビ朝日系で放送。
※川崎皇輝の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
テレビ朝日新人シナリオ大賞 スペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」
テレビ朝日系 2023年夏
※一部地域を除く
川崎皇輝 コメント
脚本を読んだときの感想
本当に素敵な作品だと感じました。患者たちの意識の中だけの会話という着眼点と発想にはとても驚きましたし、この設定だからこそ描ける心情の変化や人間関係は、今までのどのドラマにもなかった新しい魅力のように思います。
人の命の儚さや脆さと同時に、力強さも描いている作品なので、一つ一つが非常に繊細に描かれており、だからこそ、主人公を演じることへの責任も非常に強く感じました。
オファーを受けたときの心境
自分が主演を務めさせていただくことは、ドラマの話を伺った後、資料を見たときに知りました。まさか自分が主演を務めさせていただくとは思っていなかったので、もちろんとても驚きましたが、大役を任せていただけたこと、とてもうれしく感じました。シナリオは本当に素敵なので、皆さんにどのように感じ取っていただけるか、後は自分の芝居次第だと思い、とても緊張感もありました。
山村陸を演じるうえで意識したこと、役と自身との共通点・相違点
主人公の山村陸は、ある意味“とても普通の少年”です。何事もなく学校に行き、何事もなく家族と接していました。そんな彼だからこそ、皆さんも共感できる部分が多いのではないかなと思っています。
また陸と僕の共通点ですが、似ている部分が多いように感じました。そのためお芝居自体も監督と相談しながら、自然体に近い状態で演じさせていただいています。なるべくナチュラルになるようにと指導をいただきながら撮影をしたので、そんな空気感も見ていただければと思います。
ドラマを通して命について考えたことは?
遷延性意識障害という、いつ死んでしまうのか分からないような状態にいる患者たちをメインとした作品であるが故に、命の大切さや、生きていることに対して、演技をしながら深く考えさせられることが多くありました。見ていただいた皆さまも、感じることはさまざまかと思いますが、きっと明るく前向きにさせてくれる作品だと思います。
大東立樹とドラマ初共演が決まった際の心境
大東とは、ドラマ以外の現場ではよく一緒に仕事をしているので、共演を知ったときは非常に心強かったです。役と年齢もぴったりで、絶対に素敵な役になると感じたので、さらに主演としての緊張感が高まりました。
作中、サッカーに熱中している役なのですが、大東本人が色白すぎたため、日焼けを模して肌を茶色くしています。日焼けした大東が、撮影1週間たっても結局見慣れませんでした。
視聴者へのメッセージ
命やその最期をもテーマにした作品ですが、必ず、生きることに対して明るく前向きにしてくれる作品です。この作品が自分の初単独主演作品であることをとてもうれしく思いますし、本当に素敵なシナリオですので、より多くの方々に見ていただきたいと思っています。素敵なお話を壊さぬよう、精一杯演じさせていただきましたので、ぜひ見届けていただけるとうれしいです。
大東立樹 コメント
脚本を読んだときの感想
最初に台本を拝見したとき、全ての登場人物において、本当に共感できる部分が多いと感じました。その影響もあり、すぐに物語に入り込むことができ、感動しました。こんなにも素晴らしい作品に出させていただけることに、ワクワクしたことを今でも覚えています。
オファーを受けたときの心境
素敵な作品で、素敵なキャストの方々とご一緒できることがとてもうれしかったです。
僕が演じさせていただく佑太は、涙を流すシーンが多々あり、正直難しさも感じましたが、同時に絶対に成功させたいという思いにもなりました。
桑部佑太を演じるうえで意識したこと、役と自身との共通点
佑太は人望が厚く、ストイックで真っ直ぐな少年です。ちょっと反抗期だったり、でも家族が大好きだったり。
僕自身が演じる上ですごく意識しなくてはいけなかった点は、父が亡くなってしまうかもしれないという背景があることです。自分が出るシーンでないときの撮影でも共演者の方々のお芝居を見学させていただき、たくさんのことを吸収することができました。
佑太との大きな相違点は、焼けた肌です。メークさんのお力をお借りして焼けた肌を手に入れることができました。自然に塗っていただき、メークさんの偉大さにも感服しました。
ドラマを通して命について考えたことは?
僕はさまざまな方に支えられて生きていることを改めて実感しました。当たり前に生きている今も、ある日突然になくなってしまう時が来るかもしれない、日頃から当たり前だと思わず、常に周りの環境に感謝することの大切さを改めて知ることができました。
川崎皇輝とドラマ初共演が決まった際の心境
皇輝くんにはいつもお世話になっており、優しくしてくださっていたのでご一緒させていただけることが本当にうれしかったです。撮影外ではいつもの皇輝くんで、撮影中は陸として生きているんだなと感じてしまうくらいお芝居に対して真摯な姿に、改めて尊敬しました。とても素敵なお芝居でした。
視聴者へのメッセージ
役名のあるドラマに初めて出演させていただいたこともあり、正直不安もありますが、僕なりに全力で演じることができました。いろいろな背景のなかで生まれるたくさんの感動が詰まっています。それぞれのキャラクターに注目しながら、楽しんで見ていただきたいです! これからも精進しますので、あたたかい目で見守っていただけたらうれしいです。