イーストウッド出演、ロケ地の復興目指す記録映画『サッドヒルを掘り返せ』
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©Zapruder Pictures 2017
ドキュメンタリー映画『サッドヒルを掘り返せ』が、3月8日から新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
同作は、1966年に公開されたクリント・イーストウッド主演のマカロニ・ウエスタン『続・夕陽のガンマン』のロケ地となったスペイン・ブルゴスに50年近く放置されていた墓地セット「サッドヒル」の復興を目指すプロジェクトを追った作品。イーストウッドやスタッフが撮影当時を振り返るエピソード、ファンへのインタビューも収められている。英題は『Sad Hill Unearthed』。
プロデューサーのルイザ・カウエルによると、ギレルモ・デ・オリベイラ監督らが10か月もの間、電話やメール、ファックスでイーストウッドに出演オファーを続け、「ようやく本人が私たちの話を耳にして、インタビューに応じることを快諾してくれた」という。また「夢見たのは、スクリーンの向こう側」というキャッチコピーと共に『続・夕陽のガンマン』に出演する若き日のイーストウッドの姿や「サッドヒル」の様子を捉えたポスタービジュアルも公開された。
なお『サッドヒルを掘り返せ』の公開日である3月8日には、イーストウッドにとって約10年ぶりの監督主演作『運び屋』も公開。12月13日にはBS10スターチャンネルで『続・夕陽のガンマン』の放送が予定されている。