映画「リトル・マーメイド」吹替版出演にエリック王子役の海宝直人、アースラ役の浦嶋りんこら喜び

映画「リトル・マーメイド」プレミアム吹替版声優お披露目イベントが、本日5月1日に東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた。

イベントはフレンズ・オブ・ディズニー・オーケストラによる「美女と野獣」「ホール・ニュー・ワールド」の生演奏でスタート。その後、アリエルの吹替版声優を担う豊原江理佳が「パート・オブ・ユア・ワールド」を伸びやかに歌い上げると、会場は大きな拍手に包まれた。豊原は「初めて皆さんの前で披露することにすごくドキドキしながら、今の私の思いが伝わればいいなという気持ちで歌わせていただきました」とあいさつした。

続いて、吹替版声優6名が明らかに。海の王に仕える執事長セバスチャン役の木村昴、海の魔女アースラ役の浦嶋りんこ、人間の王子エリック役の海宝直人、アリエルの親友フランダー役の野地祐翔、陽気なカモメのスカットル役の高乃麗、アリエルの父で海の王トリトン役の大塚明夫が登壇し、ステージ上に吹替版声優が勢ぞろいした。

浦嶋は「念願のアースラ役が回ってまいりました。ああ！ うれしかったですう！」と喜びをあらわにする。アースラの最大の魅力を聞かれると「最大の魅力は、強欲なことです（笑）。ディズニーのヴィランの中でも稀に見る強欲さです。でも愛おしい一面もあります」と答え、さらに「アースラが歌う『哀れな人々』は本作でも健在ですので、ぜひ注目してください」とアピールした。

海宝は「小さい頃からディズニーが大好きですし、ディズニーのミュージカル作品にも多数携わらせていただいています。ディズニー作品に育てられたと言っても過言ではないくらい愛があるので、こうして参加できて本当にうれしいです」とコメント。

本作には、本映画のために書き下ろされた新曲3曲が登場し、そのうち1曲はエリックの楽曲となる。海宝は「劇中では、アニメーション版以上にエリックの人物背景や、エリックとアリエルが愛を育んでいく過程が丁寧に描かれています。中でもエリックの新曲は、エリックがなぜ海や自由に憧れ、アリエルを求めるのかを、ダイナミックに美しく歌い上げる素晴らしい曲になっています。画面を見ながら歌う作業が初めてでしたが、楽しい経験でした」と語った。

高乃は、スカットルが歌うラップナンバーに言及し、「『リトル・マーメイドでラップ!?』と驚きました。映像に合わせることで、普通のラップとは違った“あやしい”感じになっています（笑）。収録はすごく難しかったですが、楽しい曲でしたよ。ぜひ皆さんにも覚えてやってほしいです」と笑顔で話した。

最後に豊原が「愛らしく、応援したくなるキャラクターがたくさん出てきます。ぜひ劇場で観てください。お待ちしています」と呼びかけ、イベントを締めくくった。

ディズニーの最新作となる映画「リトル・マーメイド」は、1991年に日本公開された同名アニメーション映画を実写化するもの。「シカゴ」「イントゥ・ザ・ウッズ」の映画版や「メリー・ポピンズ リターンズ」を手がけたロブ・マーシャルが監督を務め、音楽をアラン・メンケンとリン＝マニュエル・ミランダが担当。アメリカ本国版ではハリー・ベイリーがアリエルを演じている。本作は6月9日より全国でロードショー。

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