北野武が監督作「首」でカンヌに出席、西島秀俊が刀持つプロモーション映像も公開
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映画「首」ティザービジュアル
北野武が監督した映画「首」の第76回カンヌ国際映画祭での正式上映が、現地時間5月23日に決定。YouTubeでは同映画祭用に制作したプロモーション映像が公開された。
同映画祭のカンヌプレミアでスクリーンにかかる本作は、北野が著した書籍を自ら実写化した“戦国スペクタクル映画”。本能寺の変を軸に、戦国武将、忍、芸人、百姓それぞれの野望、裏切り、運命が描かれる。本能寺の変を策略する羽柴秀吉役でビートたけし、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀役で西島秀俊、狂乱の天下人・信長役で加瀬亮が出演。秀吉に憧れる百姓・難波茂助に中村獅童、秀吉の軍師・黒田官兵衛に浅野忠信、秀吉の弟・秀長に大森南朋が扮する。
北野はカンヌ国際映画祭で登壇することが決定した。また今回の映像には、野に転がる兵士たちの屍、刀を手にした光秀が声を張り上げるさま、秀吉が「あなたこそ跡取りなのに」と口にする姿が収められている。
「首」は2023年秋に全国ロードショー。キャストには木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太、六平直政、大竹まこと、津田寛治、荒川良々、寛一郎、副島淳、小林薫、岸部一徳も名を連ねた。
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