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曽我部恵一、自身出演の音楽劇「BGM」に提供した新曲のMV公開

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曽我部恵一

曽我部恵一による2曲の新曲「愛と言え」「どこだっていい」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

この2曲は本日5月5日に初日を迎える劇団ロロによる舞台「BGM」のために書き下ろされた楽曲。「BGM」は2つの時空を行き来するロードームービーで、曽我部は2017年の初演を観て感銘を受けたという。曽我部は再演にあたって新たに音楽を制作したほか、俳優としても出演する。劇団ロロ主宰の三浦直之は再演について「演出をガラリと変える予定なので、気分としては新作です」とコメントしている。

「愛と言え」「どこだっていい」はいずれも曽我部らしいファンク、フォーク、ロックンロールなどの要素を取り入れつつ、新たな領域への可能性を感じさせる新曲。共同アレンジャーとして気鋭のシンガーソングライター・中川昌利が参加し、「愛と言え」にのみシンガーソングライター・ぎがもえかがコーラスで参加した。

シティポップからフォークを経てディスコに展開するポップチューン「愛と言え」のMVは、映画監督の平波亘によって作られた同性愛カップルを描いた作品。現在公開中の平波監督による映画「餓鬼が笑う」に感動した曽我部がオファーしたことから、同監督とのタッグが決まった。一方、バカンス気分を煽るようなロックンロールナンバー「どこだっていい」のMVは、舞台「BGM」にも参加するアニメーション作家・松澤延拓によるリリックビデオ。舞台の内容とリンクしたロードームービー風のアニメ作品となっている。