トロイ・コッツァーが製作総指揮、夢と声を失った少女の再生の物語「裸足になって」公開
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「裸足になって」ポスタービジュアル
「コーダ あいのうた」のトロイ・コッツァーが製作総指揮、「パピチャ 未来へのランウェイ」のムニア・メドゥールが監督を務めた「Houria」が、「裸足になって」の邦題で7月21日に公開されることがわかった。
本作の主人公はバレリーナを夢見る少女フーリア。内戦の傷が残る北アフリカのイスラム国家・アルジェリアで、事故により夢と声を失ってしまったフーリアの再生の物語が描かれる。「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」のリナ・クードリがフーリアを演じたほか、ラシダ・ブラクニ、ナディア・カシがキャストに名を連ねた。
脚本も手がけたメドゥールは本作について「事故による変化に苦しむ若いダンサーの物語を語ることで、現在のアルジェリアの歴史に再び踏み込むことにした」と述べ、「フーリアは再生して、最終的にはもっと強い女性、つまり彼女自身になる。耐えることにより偉大になったフーリアのヒロイン像は、傷つきながらも立ち上がるアルジェリアのイメージを想像して出来上がったわ」とコメントした。
YouTubeでは予告編が公開中。ナレーションは沢城みゆきが担当した。なおクードリは本作で手話をモチーフにしたコンテンポラリーダンスに挑戦している。
「裸足になって」は東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。
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