移民から見た“すこし変”な世界?世田谷シルク次回公演は「工場」&続編「夜景には写らない」
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座・高円寺 夏の劇場07 日本劇作家協会プログラム 世田谷シルク 第14回公演「工場」「夜景には写らない」チラシ表
世田谷シルク「工場」「夜景には写らない」が、6月14日から18日まで東京の座・高円寺1にて上演される。
堀川炎が主宰する世田谷シルクは、“くすっと笑えるアート”と称し、日常生活に入り込む奇妙な状況を描く劇団。今回は、2016年にリーディング公演として初演、2019年に本公演として上演された「工場」と、その続編となる新作「夜景には写らない」を上演する。
「工場」は、日本に似たある国で働く移民の視点を通し、社会の“すこし変”な部分を描き出す作品。外国から出稼ぎに来た主人公は、自身が働く工場の多すぎる規則に辟易としていたが、吃音症の社員との出会いから周囲への見方が変わっていく。「夜景には写らない」で描かれるのは「工場」から数年後。移民たちと吃音症の社員だけが残った部署では、優秀な移民の存在が目立っていた。ほかの移民はプレッシャーを感じる日々を送っていて……。
脚本・演出を堀川が担当。「工場」には石川彰子、大迫健司、大原富如、串尾一輝、佐藤滋、須崎天啓、そして堀川が出演し、「夜景には写らない」には石川、岩田裕耳、大迫、大原、佐藤、高野将大、塚越健一、野島優奈、橋詰高志、矢内久美子が出演する。上演時間はそれぞれ約1時間30分。
座・高円寺 夏の劇場07 日本劇作家協会プログラム 世田谷シルク 第14回公演「工場」「夜景には写らない」
2023年6月14日(水)~18日(日)
東京都 座・高円寺1
脚本・演出:堀川炎
「工場」
出演:石川彰子、大迫健司、大原富如、串尾一輝、佐藤滋、須崎天啓、堀川炎
「夜景には写らない」
出演:石川彰子、岩田裕耳、大迫健司、大原富如、佐藤滋、高野将大、塚越健一、野島優奈、橋詰高志、矢内久美子
※須崎天啓の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。