譜面絵画「幻幻幻幻と現現現のあいだ」開幕に三橋亮太「コロナ禍で変わった死生観を反映」
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譜面絵画 vol.13「幻幻幻幻と現現現のあいだ」より。(撮影:大川あやの)
譜面絵画「幻幻幻幻と現現現のあいだ」が昨日5月18日に東京・BUoYで開幕した。
これは、譜面絵画が昨年上演した「花の咲かない原因と対策」をベースにした作品。作中では、ある道端に定着した献花と、その場にいる地縛霊の出会いを発端にした物語が、能の構造や上演形態を借りて描かれる。
開幕に際し、脚本・演出を手がける三橋亮太は、「今回の作品はざっくり言うと、コロナ禍で変わった死生観についての上演なのかなと思っています。自分は今25歳で、実は、家族も自分も将来的には死ぬらしいです。噂によると死ぬらしいです。でも、死ぬ死ぬいっていますが、くら~い話ではないです。加えて、ご期待して欲しいのは、2023年5月の北千住BUoYだからこそのエネルギーをお楽しみいただけるという点です。ご来場、心からお待ちしております」とコメントした。
出演者には石倉来輝、井上みなみ、小見朋生、嶋村桜、福田毅、松浦みる、宮ヶ原萌が名を連ねている。上演時間は約1時間40分。公演は5月23日まで。
譜面絵画 vol.13「幻幻幻幻と現現現のあいだ」
2023年5月18日(木)~23日(火)
東京都 BUoY
脚本・演出:三橋亮太
出演:石倉来輝、井上みなみ、小見朋生、嶋村桜、福田毅、松浦みる、宮ヶ原萌