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次期総理をめぐる権力争いの結末は? そして“名探偵”設楽が暴く真相は!? 『連続ドラマW フィクサー』最終話、いよいよ放送・配信に

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『連続ドラマW フィクサー Season1』

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WOWOW「連続ドラマW」の第1弾となった『パンドラ』シリーズをはじめ、『白い巨塔』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』など数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・井上由美子。その井上が再びWOWOWと手を組み、新たなオリジナルストーリーとして書き下ろした『連続ドラマW フィクサー Season1』の最終話が、いよいよ5月21日(日) に放送・配信される。

“日本を動かすのは、総理か、黒幕か――。”これは、本作の公式ホームページ上でイントロダクションの冒頭に記載されている言葉。当然、ここには“総理ではなく黒幕が動かしている”というニュアンスが含まれているわけだが、この黒幕=フィクサーが本作の主人公、設楽拳一(演:唐沢寿明)だ。

第1話の冒頭で発生した、総理大臣・殿村(演:永島敏行)が意識不明の重体に陥ってしまう自動車事故。突然訪れた総理不在という緊急事態に、かねてより総理の座を狙っていた官房長官の大泉(演:陣内孝則)や、女性初の総理候補と呼ばれる政調会長の新田(演:富田靖子)、そして温厚に見えて腹黒い副総理の須崎(演:小林薫)とその後ろ立てとなっている謎の大物・本郷(演:西田敏行)らは、机の下で蹴りあうような権力争いを始めるが、そんな荒波の中を軽快に渡り歩きながら、刑務所上がりの謎の男・設楽が、彼なりのなんらかの思惑の下、巧みに“日本を動かして”いく。

この次期総理をめぐる政局が第1話から第4話までで描かれてきた物語の大きな柱だが、もうひとつの物語の柱が、なぜ総理大臣の殿村は自動車事故に遭ってしまったのか、という謎。腹心である首席秘書官の中埜(演:藤木直人)にも行き先を告げず、真夜中に運転手だけ連れて山奥に向かい、崖から自動車ごと転落した殿村。これを不審に思った報道キャスターの沢村(演:内田有紀)や捜査一課刑事の板倉(演:小泉孝太郎)、新聞社の政治記者・渡辺(演:町田啓太)らが殿村の行動を探る中、ここでも設楽は誰よりも早く重要な情報を握り、誰よりも先に真相に近づいていく。ミステリー小説やドラマの名探偵は得てして読者や観客の二歩三歩先を行き、思いもよらない行動を取るものだが、設楽もまた、並み居る探偵キャラにも負けない行動力と推理力で、“総理を動かした黒幕”の企みを暴くのだ。

フィクサーでもあり“名探偵”でもありと、多彩な顔を見せるダークヒーロー・設楽。すでに脚本の井上は「Season2は冤罪をテーマに裁判を、Season3では誘拐を入口に地方選挙を(描く)」と名言しており、そのキャラクター像はさらに広がりと奥行きを見せてくれそうだ。まずは5月21日(日) 放送・配信のSeason1最終話で、設楽が日本をどう動かすのかを見届けてほしい。

※『連続ドラマW フィクサー Season2』は7月9日(日) よりの放送・配信を発表済み

『連続ドラマW フィクサー Season1』(全5話)

放送:毎週日曜午後10:00【WOWOWプライム】【WOWOW4K】
配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】

脚本:井上由美子
企画・プロデュース:青木泰憲
監督:西浦正記
音楽:得田真裕
プロデューサー:村松亜樹 髙田良平 黒沢淳
アシスタントプロデューサー:廣瀬眞子
制作協力:リオネス 製作著作:WOWOW

出演:
唐沢寿明
藤木直人 町田啓太 小泉孝太郎 要潤 吉川愛 斉藤由貴
駿河太郎/西田敏行(特別出演)/永島敏行 富田靖子 陣内孝則 内田有紀 小林薫

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