3DCG中国アニメ「兵馬俑の城」本編映像が解禁、巨大な怪物とのアクションシーン
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「兵馬俑の城」日本版ビジュアル
3DCGアニメーションの中国映画「兵馬俑の城」より、アクションシーンを収めた本編映像の一部がYouTubeで解禁された。
本作は優しい心を持つ兵俑(へいよう)のモンユエンと、家族を奪われた人間の少女シーユイが“霊獣”と闘いを繰り広げるバトルラブファンタジー。日本語吹替版キャストとして、福山潤が幻の霊獣・地吼(ディーホウ)捕獲を目指すモンユエン、寿美菜子が剣術の達人シーユイ、中島ヨシキが青銅でできた山羊のシャオバオ、星野貴紀が霊獣と闘うシアホウ将軍に声を当てた。
映像は、巨大な謎の怪物におびえ逃げまどうシャオバオの姿からスタート。モンユエンらが怪物の猛追から逃げつつ、攻撃を仕掛けるさまが収められた。さらに怪物に吹き飛ばされたモンユエンがシーユイとぶつかりそうになり、お互いに見つめ合う場面も観ることができる。
また、日本語吹替版に関わった「面白映画」のプロデューサーよりコメントが到着。昨今の中国アニメーションのクオリティの高さについて「中国アニメ映画は比較的に潤沢な制作費を得られることも大きいと思います。中国映画市場の近年の急速発展とともに、中国アニメ映画の興収も年々に増加しています。その結果、中国市場での興収のみでも元を取れる保障ができれば、企画段階でも十分な制作費が投入でき、クオリティの高い作品が生まれやすくなると思います」と説明している。またアクションシーンの見どころを「やっぱりスクリーンを通じて感じる迫力と爽快感だと思います。クライマックスの最終決戦ですと、数千人もいる兵馬俑の大軍が敵に向って突撃し、そしてそれぞれ容姿や服装、使う兵器も百人百態の兵俑たち、劇場の大スクリーンでしか味わえない醍醐味こそがその魅力だと思います」と述べた。
2021年の第24回上海国際映画祭で最優秀アニメーション作品賞にノミネートされた「兵馬俑の城」は、6月16日より東京・グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国で公開。
(c)Fantawild Animation Inc.