高橋文哉は“芝居からいい匂いがする”、曽田陵介は“瀬戸山きゅん”呼び
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「交換ウソ日記」完成披露試写会の様子。左から竹村謙太郎、曽田陵介、茅島みずき、高橋文哉、桜田ひより、板垣瑞生、齊藤なぎさ。
「交換ウソ日記」の完成披露試写会が本日5月29日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生、監督を務めた竹村謙太郎が登壇した。
累計55万部を記録した櫻いいよの同名小説を実写化した本作は、勘違いから始まる交換日記を軸にした胸キュン青春ラブストーリー。高橋が学校イチのモテ男子・瀬戸山潤、桜田が宛先違いで瀬戸山からラブレターをもらう女子・黒田希美を演じた。
高橋は「この映画の魅力をすべて感じて帰っていただけたらと思います」と挨拶。「恋愛映画初主演を務めさせていただけて本当に光栄」と客席を見渡し、数多くの胸キュンシーンについて「僕とひよりちゃんはもちろん、監督、プロデューサー、カメラマン、スタッフさんが総出で、どの形が一番キュンとするのか、どうすればひよりちゃんがかわいく、高橋文哉がかっこよく映るのか研究しながら撮影したシーンばかりです。楽しさも難しさもありましたが、達成感もありました」とアピールする。
桜田も「照明やカメラワーク、いろんな方の壮大な気持ちと働きぶりに私たちはすごく助けられました」と補足。スタッフからの「いいよ!」「瀬戸山かっこいい!」といった言葉が飛び交う現場で、高橋もそんな合いの手を演技のエンジンにしていたそうで、竹村は「高橋くんは、いい匂いがするんですよ。芝居から、いい香りがする。みんな、それに釣られて楽しい気持ちになってました」と回想する。この称賛を高橋は「『芝居からいい匂いがする』。初めて言われました。こんなにうれしい褒め言葉があるんですね(笑)」と喜んだ。
桜田はもっともキュンとした瞬間として瀬戸山が眼鏡をかけるシーンを挙げ「普段眼鏡をかけていない、気になる男の子が眼鏡をかけて至近距離でこちらを見ていたら……こんなに胸を打たれることはない!というシーンがあります。この大スクリーンで高橋文哉様のお顔がカメラ目線で見てくる(笑)。絶対に見逃してほしくないポイントです」と熱弁。女性陣はみんなお気に入りだそうで、齊藤は「それにキュンキュンしてるひよりもかわいいんです」と話し、茅島は「瀬戸山くんのオフ感も感じられる。かっこいいとかわいいがギュッと詰まったシーン」と続けた。
本番ではアドリブで「瀬戸山くん」ではなく「瀬戸山きゅん」と呼んでいたという曽田は「スクリーンでもイケメンですけど裏でもイケメン」と、高橋が現場で座長ぶりを発揮したエピソードを披露。「めちゃくちゃ寒い遊園地のロケで、みんな凍えてたんですよ。『これヤバいな』と思ってたところに、瀬戸山きゅんが『これよかったら飲んでください』って温かいスープ買ってきてくれて。イケメンだよねえ! もう惚れちゃうかと思った」と打ち明け、桜田も「本当においしくいただきました。体にも染み渡りますし、心もホッとして『なんて素敵な座長なんだ』と。改めて感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました」と語った。
イベントでは突然の告白から始まる物語にちなんで、フリップで「〇〇が好きだ!」と発表するコーナーも。高橋は「遊園地」、桜田は「動物」、茅島は「ゲーム」、曽田は「アニメ」、齊藤は「音楽」、板垣は「焼肉」、竹村は「高橋文哉」と回答。実は嘘の告白をした人が1名おり、キャストや観客が予想する趣向でクロストークに花を咲かせた。コーナーの全貌は近日、動画でお届けする。
最後に桜田は製作陣やスタッフに感謝を述べつつ「胸キュンシーンも必見ですが、友情や熱い部活、皆さんが共感できる部分もたくさんあると思います。ぜひ存分に大スクリーンでお楽しみください」とコメント。また高橋は「この映画から早くメッセージを受け取ってほしい」と言うところを「受け取ってほちい」と噛んでしまい、会場を和ませる一幕も。気を取り直して「どんな世代の方にも刺さる映画。懐かしいと思える部分もあるし、等身大で憧れる瞬間もあると思います。キャストの皆さんが織りなす素晴らしい友情と恋愛模様を素直に、まっすぐ楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「交換ウソ日記」は7月7日より全国でロードショー。
(c)2023「交換ウソ日記」製作委員会