三谷幸喜「ザ・マジックアワー」の中国リメイク作「トゥ・クール・トゥ・キル」公開
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「トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~」ポスタービジュアル
三谷幸喜の監督作「ザ・マジックアワー」の中国リメイク作品「トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~」(原題「這個殺手不太冷静」)が、7月8日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
「ザ・マジックアワー」を中国の喜劇集団・開心麻花(カイシンマーファー)のメンバーがリメイクした本作。万年エキストラばかりの売れない役者・ウェイは何度失敗してもあきらめることなく、俳優の夢を追い続けていた。ある日彼は、大女優のミランから映画の主役として伝説の殺し屋・カール役に抜擢される。しかしミランとその弟で映画監督のミラーが画策した“芝居計画”はやがて制御不能に。それぞれの思惑が交錯する中、ウェイたちは次々と予期せぬ展開に巻き込まれていく。
ウェイを演じたのは映画初主演のウェイ・シャン。ヒロインのミラン役で「僕と彼女のファースト・ハグ」のマー・リーが出演し、開心麻花に所属するシン・ウェンションが監督を務めた。本作は7カ月にわたってロングラン上映され、興行収入26.27億元(約533.8億円)を記録。2022年の中国映画興収ランキングの第3位にランクインした。なお本作は「トゥ・クール・トゥ・キル」のタイトルで、東京国際映画祭の提携企画「2022東京・中国映画週間」でも過去に上映された。
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