「RRR」抜きインド興収1位、最強マフィアが死闘「K.G.F:CHAPTER 1&2」公開

インド映画「K.G.F:CHAPTER 1」「K.G.F:CHAPTER 2」が7月14日より一挙公開。予告編とポスタービジュアルが到着した。

カンナダ語映画の本シリーズは、「K.G.F」こと「コーラーラ金鉱地区（Koral Gold Fields）」と最強マフィアとして恐れられるロッキーを描く物語。唯一の身内であった母を10歳のときに亡くし、生き残るためにマフィアの下で働き始めた過去を持つ主人公のロッキーをヤシュ、ヒロインをシュリーニディ・シェッティが演じ、「歌う色男、愛・ラブ・パラダイス！」のラヴィーナー・タンダン、「ミルカ」のプラカーシュ・ラージ、「芽ばえ」のアナント・ナーグ、「バーフバリ 王の凱旋」のタマンナーらも出演。「CHAPTER 2」では「SANJU／サンジュ」のサンジャイ・ダットがロッキーと死闘を繰り広げるアディーラに扮した。

インド全域で大ヒットする作品がなかったカンナダ語映画だが、2018年「K.G.F:CHAPTER 1」が公開されると全国的な人気に。さらに2022年に封切られた続編「K.G.F: CHAPTER 2」は「RRR」を抜き2022年のインド国内興行収入1位に輝いた。その裏には「RRR」の監督、S・S・ラージャマウリが本作の魅力をいち早く見抜きインド全国で公開できるよう手助けをした影響も少なからずあると言われいる。オープニングにも「SPECIAL THANKS」としてラージャマウリの名前が記載された。

YouTubeで公開された予告編は「暴力、バイオレンス、俺は嫌いだ。だから避ける。ところが、暴力が俺を愛してくる」というロッキーのセリフでスタート。その後、カーチェイスや銃撃戦の様子が映し出されていく。

「Ugramm（原題）」のプラシャーント・ニールが監督を務めた「K.G.F:CHAPTER 1」「K.G.F:CHAPTER 2」は東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。