Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 古楽の雄「18世紀オーケストラ」11年ぶりの来日へ

古楽の雄「18世紀オーケストラ」11年ぶりの来日へ

クラシック

ニュース

ぴあ

18世紀オーケストラ (C)SimonVanBoxtel

続きを読む

フォトギャラリー(4件)

すべて見る

1981年にフランス・ブリュッヘンとその友人らによって結成された世界有数の古楽オーケストラ「18世紀オーケストラ」の、11年ぶりとなる来日公演が発表された。

バッハからモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、そしてメンデルスゾーンやショパンまでの幅広いレパートリーを誇るこのオーケストラにおいては、2014年のブリュッヘン逝去の後も、彼の精神が受け継がれ、現在は客演ソリストや客演指揮者を迎えながら数々のプロジェクトを行っている。

「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭においては“レジデントオーケストラ”としてショパンのピアノと管弦楽のための作品を演奏するほか、ショパンのピアノ+管弦楽作品をすべてピリオド楽器で演奏することをコンセプトとした「The Real Chopin × 18世紀オーケストラ」では、“2つの「ショパン国際コンクール」”の優勝ピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワとトマシュ・リッテル、そして川口成彦が19世紀のプレイエル・ピアノ演奏によって、世界有数の古楽オーケストラ「18世紀オーケストラ」との共演を果たすことが大きな話題となっている。

2013年に行われたブリュッヘンとの日本公演以来、約11年ぶりの来日となる今回は、指揮者なしでの演奏が予定される。さらには、2014年に他界したブリュッヘンと同オーケストラは、創設以来モーツァルトの交響曲に取り組んでいたことから、今回のプロジェクトでは、ブリュッヘンが愛着を持っていた交響曲第40番と35番を「フランス・ブリュッヘンの想い出」として各公演の冒頭に演奏されることにも注目したい。

「The Real Chopin × 18世紀オーケストラ」日本ツアー

【京都公演】
2024年3月9日(土)14:00
京都コンサートホール[プログラムC]

【大阪公演】
2024年3月10日(日)14:00
フェニーチェ堺[プログラムA]

【東京公演】
2024年3月11日(月)19:00
東京オペラシティコンサートホール [プログラムA]
2024年3月12日(火)19:00
東京オペラシティコンサートホール [プログラムB]

【福岡公演】
2024年3月13日(水)19:00
アクロス福岡シンフォニーホール [プログラムA]

■プログラム

[プログラムA]
・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
・藤倉大:Bridging Realms for fortepiano
(第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール委嘱作品/日本初演)
 ※3/11東京公演 : 川口成彦(ピアノ)/その他公演 : 演奏者未定
・ショパン:ポーランドの歌による幻想曲op.13
 ※川口成彦(ピアノ)
・ショパン:演奏会用ロンド「クラコヴィアク」 op.14
 ※トマシュ・リッテル(ピアノ)
・ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
 ※ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)

[プログラムB]
・モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
・ショパン:《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」による変奏曲 変ロ長調 op. 2
 ※川口成彦(ピアノ)
・ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
 ※ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
 ※トマシュ・リッテル(ピアノ)

[プログラムC]
・モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
 ※トマシュ・リッテル(ピアノ)
・ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
 ※ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)

使用ピアノ:
Pleyel 1843 owned by Takagiklavier (3/9, 10, 11, 13)
Pleyel 1845 owned by Emma Akiyama (3/12)

https://www.kajimotomusic.com/concerts/2024-orchestra18c/

フォトギャラリー(4件)

すべて見る