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「ハリケンジャー」20周年に塩谷瞬が感謝、白川裕二郎は陽月華らとの決起集会を回想

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「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」初日舞台挨拶の様子。左から姜暢雄、白川裕二郎、塩谷瞬、長澤奈央、山本康平。

Vシネクスト「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」の初日舞台挨拶が本日6月16日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの塩谷瞬、長澤奈央、山本康平、白川裕二郎(純烈)、姜暢雄が登壇した。

2002年2月から翌年2月に放送された東映制作の特撮ドラマ「忍風戦隊ハリケンジャー」。今回のVシネクストでは、ハリケンジャーたちの先祖である5人の忍者が、世界を滅ぼすと言われる“天翔石”をめぐりウラ七本槍の敵オイランダ、アウンジャと戦いを繰り広げる。塩谷がハリケンレッド / 椎名鷹介・鷹之介、長澤がハリケンブルー / 野乃七海・なみ、山本がハリケンイエロー / 尾藤吼太・吼太郎、白川がカブトライジャー / 霞一甲・一角、姜がクワガライジャー / 霞一鍬・一牙を演じた。

塩谷は「ひょっとしたら5人で集まるのは最後かもしれないので、楽しんでいければと思います」と元気に挨拶し、オイランダ役の陽月華に触れ「いきなり作品に入ってくるので難しいと思ったんですが、役作りも完璧でした。作品のインパクトを作り出してくれたのはオイランダ。現場では気さくで、すごく頼りがいがあって、一緒に仕事ができて楽しかったです」と振り返る。

白川は陽月と6人で決起集会の食事に行ったことを明かし、「そこで働いていたアルバイトの2人が『俳優さんですよね?』って追いかけてきたんですよ。姜さんが『あいつ知ってる? あいつ純烈だぜ?』って言ったら、女の子たちが『ず、ずんれつ……?』『知りません』って。俺めちゃくちゃ恥ずかしくて。陽月さんも『なんだよこいつ、全然知られてねーじゃん』って思うじゃないですか!」と声を上げる。この話には続きがあったようで「そのあと、姜さんが『飲み足りない! 寂しい』って言うから、僕と陽月さんと3人で飲みに行ったんですよ。そこにいたカップルとたまたまお話することになったら、また姜さんが『こいつ知ってる? 純烈だせ?』って。そしたら『ず、ずんれつ?』って。デジャブ?と思いました(笑)」と言って、会場は笑いの渦に。姜が「(舞台挨拶とは)長々とまったく関係ない話をありがとうございました!」とツッコミを入れるとさらに笑いが起こった。

イベント中盤には登壇者たちが本シリーズに20年関わってきてよかったことを語り合う場面も。姜は「10周年のときに山本くんの第2子が生まれて、僕が車で病院まで送って行ったんです。さっきの上映回に10年前初声をあげた子が来ていて。年月ってすごいなと思いました」としみじみと述べる。これを聞いていた山本も「まったく同じこと言おうと思ってた!」と笑みをこぼした。

長澤は「私は3人の子供がいるんですけど、担任の先生が『観てました!』と言ってくれたり、『お母さん、すごいんだよ』と子供に声を掛けてくれたり。うれしいですね」とコメント。塩谷は「当時の子供たちが大人になってお金を払って観に来てくれる。がんばってきてよかったなって。こんなに素晴らしい作品に関わらせてもらって、新しい命をまた吹き込めたことに感謝しています」と思いを口にした。

最後に塩谷が「次があるかどうかはこの作品がどう育っていくかにかかっていると思います」と緊張気味に話し始めると、姜が小声で「みんなありがとうって言えばいいんだよ」とアドバイスし、白川は「ささやき女将みたいになっている」と笑う。そして、仕切り直した姜が「本当、皆さんありがとうございます」と呼びかけイベントの幕を引いた。なおイベント中にはキャストが変身と名乗りを披露し、会場を温めた。

渡辺勝也が監督した「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」は上映中。

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