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「魔女の香水」黒木瞳が使いたい魔法を妄想、桜井日奈子は“大人の恋”を経て成長実感

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「魔女の香水」公開記念舞台挨拶の様子。左から宮武由衣、水沢エレナ、川崎鷹也、黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太、菅原智美。

「魔女の香水」の公開記念舞台挨拶が本日6月17日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太、水沢エレナ、川崎鷹也、監督の宮武由衣、製作統括の菅原智美が登壇した。

本作では香水店の店主・白石弥生から伝授された「香り」の力で、派遣社員の若林恵麻が人生を切り開いていくさまが描かれる。黒木が弥生、桜井が恵麻、平岡が実業家の横山蓮役で出演。水沢が弥生に救われる原舞、主題曲「オレンジ」を書き下ろした川崎が恵麻の先輩・河原優也に扮した。

黒木は満員の客席に向けて「作品はお客様に観ていただいて独り歩きするもの。お1人おひとりによって、ここから大きく育てていただきたい」と呼びかける。

桜井が「上質な作品に出演できたこと、黒木さんとご一緒できたこと、そして平岡さんのような大人の男性に恋をする役を演じたことで、私は大人になったなと思いました」と自身の成長を伝えると、平岡も「あんなに長いラブシーンがあったのは初めて。僕も大人になりました!」と続き、笑いを誘った。

水沢は「自信のない儚い女性から自信を持って自分で道を切り拓いていく凛として素敵な女性になるキャラクターを演じられてうれしかったです」とコメント。本作で映画デビューを果たした川崎は、歌手業と俳優業の違いについて「音楽の現場は100%正解を自分で持っているけれど、演技は相手がいて自分1人では絶対に成り立たないもの。一緒に作り上げていくという作業が新鮮で楽しかったです」と語った。

イベント中には映画の内容にちなみ「魔法が使えたら?」というお題で登壇者がトークを繰り広げる。黒木は「ここ数年海外に行けなかったので、どこでもドア的にドアを開けたらパリ、ドアを開けたら南アフリカ、ドアを開けたらオーストラリア……みたいな魔法を使えたらうれしい」と述べ、桜井は「指をパチンと鳴らしたら、すべての世界の国の言葉を話せるようになりたい」と妄想した。

最後に宮武は「この映画で魔女さんが恵麻に伝えるメッセージはどんな方にも当てはまります。無限の可能性や才能は必ず皆さんの中にはあるはずなので、それを見つけて情熱を持って進めば道は必ず開けると信じています。そんな願いを本作に込めました。明日からの生きる力にしてほしいです」と思いを口にした。

「魔女の香水」は全国で公開中。

(c)2023 映画『魔女の香水』製作委員会