“駐車場に眠る王”を探す主婦の実話描いた「ロスト・キング」公開
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「ロスト・キング 500年越しの運命」場面写真
「クィーン」のスティーヴン・フリアーズが監督を務め、「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスが主演した映画「The Lost King」が「ロスト・キング 500年越しの運命」の邦題で9月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開される。
英国王リチャード三世の遺骨発掘の立役者となった“主婦”フィリッパ・ラングレーの実話をもとにした「ロスト・キング」。主人公のフィリッパは職場で上司に理不尽な評価をされ、別居中の夫からは生活費のために仕事を続けるよう促されていた。苦悩する彼女だったが、ある日、息子の付き添いでウィリアム・シェイクスピアの「リチャード三世」を観劇したことで人生が一変。悪名高き王であるリチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、彼の真の姿を探るため、歴史研究に没頭していく。
ホーキンスがフィリッパ役、「あなたを抱きしめる日まで」のスティーヴ・クーガンがフィリッパの夫役で出演。「天才作家の妻 -40年目の真実-」のハリー・ロイド、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のマーク・アディもキャストに名を連ねている。
主人公のモデルとなったラングレーは、本作の日本公開に際して「駐車場に眠る王を探す、という私のジェットコースターのような経験を描いたこの映画をぜひお楽しみください」とコメントを寄せた。
フィリッパ・ラングレー コメント
この映画が日本で公開されると聞いて非常にエキサイティングに感じています。
我々の15世紀の歴史はとても似通っています…日本は戦国時代、そしてイングランドは薔薇戦争。
日本にもリチャード三世協会の会員がいることもとても喜ばしいことです。
駐車場に眠る王を探す、という私のジェットコースターのような経験を描いたこの映画をぜひお楽しみください。
忠誠が我を縛る、フィリッパ(別称 キングファインダー)x
※「忠誠が我を縛る」はリチャード三世のモットーと言われている
※最後の「x」はキスを意味する
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