クリープハイプ尾崎世界観の芥川賞候補作が文庫化、ピース又吉直樹の7000字解説付き
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尾崎世界観(クリープハイプ)
尾崎世界観(クリープハイプ)による小説「母影」の文庫版が7月28日に発売される。
「母影」は「第164回芥川賞」の候補作品に選ばれた中編小説。マッサージ店に務める母を持つ少女の視点から見た世界が描かれている。
文庫版には尾崎の強い希望で又吉直樹(ピース)による解説文を掲載。依頼を受けた又吉は約7000字の解説文を執筆し、「『母影』は、冒頭から結末に至るまで、神経の行き届いた言葉が丁寧に重ねられていく。言葉を最大限に駆使し、純文学を書く、ということから一切逃げていない。このような無垢な覚悟を感じさせてくれるものだけに触れて私は死んでいきたい」とつづっている。