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大竹しのぶ21年ぶりの一人芝居『ヴィクトリア』本日開幕 舞台写真&コメント到着

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シス・カンパニー公演『ヴィクトリア』 撮影:宮川舞子

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シス・カンパニー公演『ヴィクトリア』が、本日6月24日(土) に東京・スパイラルホールで初日を迎える。

本作は、数多くの名作映画で印象的なヒロイン像を生み出した映画監督のイングマール・ベルイマンが、当初映画脚本として執筆し、その後あえてラジオドラマとして発表した異色の一人芝居。ヒロインのヴィクトリアを演じるのは、2002年上演の『売り言葉』(野田秀樹作・演出)以来、21年ぶりに一人芝居に挑戦する大竹しのぶ、演出は、大胆かつ細やかな描写に定評のある気鋭の演出家・藤田俊太郎が務める。

併せて、大竹からコメントが到着した。なお本作は6月30日(金) まで同所で上演後、7月に西宮・京都・豊橋公演が予定されている。

■大竹しのぶ コメント

最初に台本を読んだ時、ベルイマンが描いた緻密で繊細な世界がとても魅力的で、「これは面白そう!やりたい!」と思ったんです。が、すぐ「あ、これを全部一人でやるんだ……一人芝居なんだ……」という現実に改めて気づき、どうしよう……と(笑)。
この作品は、ヴィクトリアという孤独な女性の脳内をグルグル旅しているかのような劇構造で、孤独な少女時代、夫の裏切り、夢の中、パーティー、一瞬にして変わる場面、場面を衣装も装置も変わらず私の声、表情だけで表すのはとても難しいことですが、だからこそやり甲斐があります。
言葉で観客にイメージを渡す。それこそが、演劇の魅力です。しかも、ベルイマンの世界!
深くて、謎があって、哀しくて、とても美しいのです。それが伝えられるよう、頑張ります。

<公演情報>
シス・カンパニー公演『ヴィクトリア』

作:イングマール・ベルイマン
演出:藤田俊太郎
翻訳:肥田光久
出演:大竹しのぶ

【東京公演】
6月24日(土)~6月30日(金) スパイラルホール
※6月28日(水) 終演後にアフタートーク(ゲスト:八嶋智人)あり

【西宮公演】
7月5日(水)・7月6日(木) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
※7月5日(水) 終演後にアフタートーク(ゲスト:高橋克実)あり

【京都公演】
7月8日(土)・7月9日(日) 京都芸術劇場 春秋座
※7月8日(土) 終演後にアフタートーク(ゲスト:八嶋智人)あり

【豊橋公演】
7月11日(火) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
※終演後にアフタートーク(ゲスト:中井美穂)あり

チケット情報はこちら:
https://w.pia.jp/t/victoria/

公演特設サイト:
https://www.siscompany.com/victoria/

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