京大・吉田寮をベースに描く「うかうかと終焉」にコウメ太夫、前野朋哉、平泉成ら

「うかうかと終焉」の追加キャストが明らかに。コウメ太夫、後藤剛範、森下能幸、池谷のぶえ、前野朋哉、草村礼子、平泉成が出演する。

原作は京都大学出身の大田雄史が演劇ユニット・芝熊（shiba-kuma）の旗揚げ作品として、出口明と共同執筆した同名戯曲。大田自ら監督を務め、京大・吉田寮の廃寮問題をベースに、5日後に取り壊しが決まっている古い学生寮で最後の時を過ごす学生たちの姿を描く。西岡星汰と渡辺佑太朗がダブル主演を務めるほか、松本妃代、三浦獠太、乃中瑞生、中山翔貴が出演するのは既報の通りだ。

このたび寮生たちを取り巻くキャスト陣が発表。コウメは酒屋の店主、後藤は魚屋の店員、森下と池谷は寮の解体業者、草村は電気屋の女主人・清水テイ、前野はテイの孫ショウタ、平泉は大学の守衛・鈴木を演じることがわかった。このほか中村無何有もキャストに名を連ねている。

「うかうかと終焉」は10月13日より東京・テアトル新宿、京都・出町座ほかで公開。全国での拡大公開を目指すクラウドファンディングがMotionGalleryで実施中だ。期間は6月30日まで。

(c)「うかうかと終焉」製作委員会