劇団晴天「共演者 / 同級生」で2作品上演、演劇部同級生だった女優4人の異なる時代を描く
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2223project produce 劇団晴天 第14回公演「共演者 / 同級生」チラシ表
2223project produce 劇団晴天「共演者 / 同級生」が、7月1日から11日まで東京・小劇場B1で上演される。
劇団晴天は、大石晟雄が主宰を務める劇団。第14回公演となる今回は、2020年の初演版に大幅な改訂を加えた「共演者」と、その続編となる新作「同級生」を回替わりで上演する。
両作では、高校時代に同じ演劇部に所属した女優4人の、2つの時代が描かれる。「共演者」では、卒業後、時を経て同じ舞台に立つことになった彼女たちの楽屋、「同級生」では、高校最後の演劇公演を目前にした部室を舞台とした物語が展開する。
脚本・演出を担う大石は「『ありえたかもしれない未来』もしくは『あったかもしれない過去』に思いを馳せてしまうことがたくさんあります。『共演者』と『同級生』はそういう関係の作品になりました」と説明し、「『共演者』は俳優の話、『同級生』は作家の話です。どちらも人と真剣に向き合わないとできない作業です。短い人生の拙い経験の中で、なにか答えを見つけないといけないような(今だってずっとそうです)、そんな真剣さが年齢によってどう変化していくのかも、お楽しみいただけると思います」とコメントした。
「共演者」には、桂弘、喜田裕也、荒木広輔、近藤陽子、佐藤沙紀、白石花子、鈴木彩乃、角田悠が出演。「同級生」の出演者には、五十嵐遥佳、板場充樹、大元瑞歩、小川結子、輝蕗、土本燈子、森野山小亜、利佳が名を連ねた。上演時間はそれぞれ約1時間30分。
大石晟雄コメント
「ありえたかもしれない未来」もしくは「あったかもしれない過去」に思いを馳せてしまうことがたくさんあります。「共演者」と「同級生」はそういう関係の作品になりました。
むかし同時上演を行った時は「旅に出る話」と「帰ってくる話」を書きました。今回は、「共演者」は俳優の話、「同級生」は作家の話です。どちらも人と真剣に向き合わないとできない作業です。短い人生の拙い経験の中で、なにか答えを見つけないといけないような(今だってずっとそうです)、そんな真剣さが年齢によってどう変化していくのかも、お楽しみいただけると思います。
それぞれ90分前後の見やすい作品です。ぜひどちらも観劇していただけると嬉しいです。劇場でお待ちしております。
2223project produce 劇団晴天 第14回公演「共演者 / 同級生」
2023年7月1日(土)~11日(火)
東京都 小劇場B1
脚本・演出:大石晟雄
出演
「共演者」:桂弘、喜田裕也 / 荒木広輔、近藤陽子、佐藤沙紀、白石花子、鈴木彩乃、角田悠
「同級生」:五十嵐遥佳、板場充樹、大元瑞歩、小川結子、輝蕗、土本燈子、森野山小亜、利佳