ハリウッドの俳優組合、ストを避けるべく交渉期間を延長
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ストライキが目前に迫った全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)と全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)が、話し合い期間を来月7日まで延長することで合意した。
現行の契約が今月30日いっぱいで失効するため、それまでに新たな契約について合意がなされなければ、SAGはストライキに入るかまえでいた。両者は話し合いを続けてきたが、良い感じで進んでいる部分もあれば、そうでない部分もあるといい、1週間のうちに解決するのかは不透明だ。
5月2日からストライキをしている全米脚本家組合(WGA)とAMPTPの間では開きがありすぎ、話し合いは今もストップした状態にある。一方で、全米監督組合(DGA)は、組合員にストライキの是非を問うこともなく、スムーズにAMPTPと新しい契約を取り付けた。
文=猿渡由紀