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水戸市民会館開館のお祝いを水戸芸術館を中心に展開『アートセンターをひらく 2023』を開催

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KITA「KITAの間」プランドローイング

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水戸芸術館現代美術ギャラリーで、『アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ』が7月22日(土)〜10月9日(月・祝)に開かれる。水戸芸術館の隣に開館する市民会館の門出を祝い、「地域」と「あそぶ」をテーマとして、周辺地域へもつながる展覧会を開催するものだ。2019年10月〜2020年1月に開催された『アートセンターをひらく』の第2弾となる。

アートセンターとは「創造」の場でもある。その役割を前面に押し出し、アーティストはもちろん地域の人々の創造性も引き出されるような場をひらく。例えば、1番目の展示室は、子供も伸び伸びと過ごせる創作と交流の場になり、アーティスト発案の常設ワークショップなども体験できる。また、日本とインドネシアを拠点とするコレクティブ「KITA」は、人々を招き入れながら会期を通して空間「KITAの間」をつくる。

また、水戸芸術館のコレクションから、「地域」と「あそぶ」をキーワードに、川俣正、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーらの作品を展示。なお、椿昇+室井尚によるバッタをモチーフとした全長50mのバルーン作品「飛蝗(プロジェクト・インセクト・ワールド)の展示と一部修復が公開で行われる。

さらに「MitoriO」と呼ばれる水戸芸術館、水戸市民会館、京成百貨店をつなぐエリアでは、曽谷朝絵が色彩と光に溢れるインスタレーションを3館で展開。光や時間帯による表情の変化も楽しめそうだ。

水戸で2005年から続く日比野克彦の「明後日朝顔プロジェクト」は、「明後日朝顔プロジェクト2023水戸」として、初参画の水戸市民会館、活動を再開する京成百貨店とともに3館連携で行われる。朝顔を育てることを通じてコミュニケーションが生まれ、収穫された種を通して人や地域がつながるプロジェクトだ。

トークや座談会、ワークショップなど「語る場」「つくる場」が会期中も動いていく。地域の人々と協働するプロジェクトによって、市民と美術館の間に何が育まれてきたのか。見る人自身が暮らす地域の参考にもなるかもしれない。

出品作家:一ノ瀬彩・久野靖広・稲用隆一(茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻)+山田協太・加藤研(筑波大学芸術系)+茨城大学・筑波大学学生有志/監修:貝島桃代(アトリエ・ワン、ETHZ)/アドバイザー:平井政俊(平井政俊建築設計事務所)、KITA、曽谷朝絵、日比野克彦、remo [NPO 法人 記録と表現とメディアのための組織] 、コレクションより:川俣正、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー、蔡國強、曽根裕、ヂョン・ヨンドゥ、椿昇+室井尚

<開催情報>
『アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ』

会期:2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜(9月18日、10月9日開館)、9月19日(火)
料金:一般900円(大学生以下、70歳以上は無料)
※連携会場:水戸市民会館8:30~22:00(無休)、京成百貨店10:30~19:00(8月23日、9月13日、10月4日休)ほか、連携会場への入場は無料
公式サイト:
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5226.html

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