三谷幸喜が伊丹十三賞を受賞、「ちょっとだけ伊丹さんに褒めて頂いたよう」と感謝感激
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三谷幸喜
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などを手がけた脚本家の三谷幸喜が、第15回伊丹十三賞を受賞した。
俳優、エッセイスト、テレビマン、雑誌編集長、映画監督など、さまざまな分野で才能を発揮した伊丹十三の遺業を記念して創設された同賞。これまでに糸井重里、タモリ、リリー・フランキー、是枝裕和、星野源、宮藤官九郎らが賞を授与されている。
選考委員会は授賞理由を「つねに企みをもちながら、脚本、演出、エッセイ、コメンテーターなどの仕事に取り組み、独自の境地を切り拓いた予測不能の才能にたいして」と説明。三谷は受賞に際して「伊丹十三さんと出会えたことは僕の何よりも宝物です。僕の三分の二は伊丹さんから教わったもので出来ていると言ってもいいくらい。今回、こんな素敵な賞を頂いて、ちょっとだけ伊丹さんに褒めて頂いたようで、感謝の思いで胸がいっぱいです」と喜びを伝えた。
贈呈式は9月1日に開催。
三谷幸喜 コメント
どんなジャンルの仕事でも、「笑い」の要素を大事にし、常に人に楽しんで貰いたいと思ってやってきました。そして、ものごとを一面ではなく、様々な観点から見ることの大切さも忘れないようにしてきました。それって、すべて伊丹さんから教えて頂いたことなんです。
伊丹十三さんと出会えたことは僕の何よりも宝物です。僕の三分の二は伊丹さんから教わったもので出来ていると言ってもいいくらい。今回、こんな素敵な賞を頂いて、ちょっとだけ伊丹さんに褒めて頂いたようで、感謝の思いで胸がいっぱいです。