フランス発のスタイリッシュなサメ映画公開、「ジョーズ」にオマージュ捧げる
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「シャーク・ド・フランス」ポスタービジュアル
フランス発のサメ映画「Year of the Shark(英題)」が、「シャーク・ド・フランス」の邦題で8月11日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。あわせて日本版ポスタービジュアル、予告編、場面写真が到着した。
「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション (R) 2023」のシークレット作品として上映された本作は、スティーヴン・スピルバーグ監督作「ジョーズ」にオマージュを捧げる作品。フランスの双子監督ルドヴィック・ブケルマとゾラン・ブケルマがメガホンを取り、現代的な風刺を効かせたオフビートでスタイリッシュなコメディ映画に仕上げた。
主人公マジャを演じたのは、第53回東京国際映画祭のグランプリ受賞作「ザ・ビースト」などに出演しているマリナ・フォイス。もともと劇団でコメディエンヌとして活躍していた彼女が、異常なまでにサメ退治にのめり込む海上警察官に扮した。
物語の舞台はフランス南西部にあるリゾート地ラ・ポワント。ある日、この小さな美しい村で男性が正体不明の怪物に襲われる。観光客でにぎわうビーチは大パニックとなり、閉鎖されることに。早期退職を予定していた海上警察官の一員マジャは、これがサメの仕業であると推測。見事サメの捕獲に成功して引退するが、新たに遺体の一部が発見され、海岸地帯は再び警戒態勢となる。地元の人たちから非難を浴び、立場が一転したマジャは、再び“サメ退治”に向かう。予告編はYouTubeで公開中だ。
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