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動きにあわせて光や影が動き出す参加型アート展『魔法の美術館』8月1日より開催

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《色のある夢》 藤本直明 ©naoaki FUJIMOTO

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「光+アート×体験=魔法の美術館」というコンセプトのもと、これまで国内外であわせて100回を超える開催を達成した話題の体感型展覧会『魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム』が、8月1日(火)から 9月10日(日)まで、横浜のそごう美術館で開催される。

近年では、テクノロジーの発達や、美術館での鑑賞方法の多様化などを背景に、作品と鑑賞者が相互に作用し合う参加型の「インタラクティブアート」の作品と出合う機会が増えてきた。『魔法の美術館』は、そうしたアートを中心に、とりわけ光と影が生み出す新感覚の作品を紹介する展覧会だ。会場に一歩足を踏み入れると、来場者の動きに合わせて、光や影が動き出す作品の数々が、まさに「魔法」のように、不思議かつ楽しい体験をもたらしてくれる。

今回の出品作家である坪倉輝明、藤本直明、Ponboks(本多大和)、徳井太郎、清水雄大、スイッチ、下田芳彦、渡邊敬之(北千住デザイン)、重田佑介、森脇裕之、佐藤江未は、いずれも様々な体験型作品を発表し、この分野の第一線で活躍するアーティストたちだ。 彼らの生み出す作品は実に多彩である。例えば、鑑賞者が作品の前に立つと、自分の姿が名画の中に入り込み、登場人物になりきって動くことができるものもあれば、作品の空間の中に入ってみると、自分の影が7色の影となって、いくつも現れるというものもある。あるいは壁に手をかざして動かすと、指先からたくさんの花びらが描かれ、やがて花畑が広がる作品もあれば、壁に向かってボールを投げると、当たった場所から音や光が次々に広がっていく作品もある。

いずれも光、影、色、音、アニメーションなどを通じ、様々な体験ができる作品だが、共通しているのは、参加者が積極的に関わることで、アートが体感できるということ。『魔法の美術館』では、観客自身が魔法を生み出す「魔法使い」になれるとも言えるだろう。各地で人気を集めてきた巡回展だが、毎年新作が加えられており、また作品自体は何度体験しても驚きや楽しさにあふれている。子供も大人も誰もがいつでも楽しめる展覧会に、ぜひ足を運びたい。

<開催情報>
『魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム』

会期:2023年8月1日(火)〜9月10日(日) ※会期中無休
会場:そごう美術館
時間:10:00~20:00、8月16日(水)は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1,200円、大高1,000円
公式サイト:
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/

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